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私立高校英語教師。 📚『英語教育2月号/英文解釈ブームへの考察』 Twitter @K…

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私立高校英語教師。 📚『英語教育2月号/英文解釈ブームへの考察』 Twitter @Kotaisapen1

最近の記事

私の人生に影響を与えた人の話⑴ 永田達三先生

 永田先生との出会いは、私が「大学生以上高校教員未満」だった時。 初任校の英語科主任が永田先生の信者だったことがきっかけだった。 はじめにとった一冊は、「英文法正答識別法」という参考書で、主に準動詞を取り扱った著書。 当時の私の英語力は、英検準一級に少し毛が生えた程度で、単語の知識は人より有れど、文法の知識は(今思えば)皆無であった。 そんな私がこの参考書を初めて読んだ感想は 「カイテアルコトガナニモワカラナイ」だった。 ガツーン。中学生の頃、当時の野球の監督にヘ

    • 高校英語教師の何気ない一日

      「#教師のバトン」をご存知だろうか? Twitterをされていたら、見たことがあるという方がいるかもしれない。 元々は「教職の魅力向上に向けた、広報の充実」という目的で文部科学省がはじめたプロジェクトであるが、現在このハッシュタグを検索すると教職の闇で溢れかえっており、とても見ていられない心情になる。中高生や大学生がこれを見て、「教員になりたい!」と思う方が難しいだろう。 そこで、教員4年目である自分自身を振り返り、1日を見てみたいと思う。果たして、闇で溢れているのか!?

      • 英文解釈ブームへの考察

         英文解釈が熱い。2021年は、英文解釈の年だったといっても過言ではないだろう。著作においては、Mr. BIG先生こと北村一真先生の「英文解体新書2」を皮切りに、倉林秀男先生の「英文解釈のテオリア」、そして薬袋善郎先生の「基本文法から学ぶ英語リーデイング教本」など数々の話題作が生まれた。また、北村先生の「英語の読み方」は多くのメディアで取り上げられ、6刷まで重版が決まっている(おめでとうございます!)。しかし、盛り上がっているのは著作だけではないのは、ご存じだろうか。「読む」

      私の人生に影響を与えた人の話⑴ 永田達三先生