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コミュ力シリーズ #5

これらのことから、「常に相手よりも下から入る」ということを私はおすすめしますが、これにももちろんマイナスポイントがあります。
まず一つ目は、
「基本的に多くの人にナメられる」
ということです。この方法を使うことによって、あなたは、基本的に出会った人全員に最初はナメられます。当然です。相手が自分より下だと分かれば、基本的に人間は相手をナメます。そのため、後輩や年下にナメられることも少なくありません。そのため、武道や戦闘的な強さを持っている方がいいと感じます。勿論、相手にむやみにその技を行使して言いわけは在りませんが、何かあった時に、自分や大切な人をある程度守れるように、格闘技や武道を習っておいたり、トレーニングをしておいたりということをお勧めします。
二つ目は、
「プライドが0じゃないと出来ない」
という点です。この方法は、ナメられたり馬鹿にされたりすることが多いため、プライドが0に近くないと出来ません。馬鹿にされるため、心が広くないとキレてしまうこともあります。ではあなたは一生馬鹿にされ続けて生きていかなければいけないのでしょうか。
答えは「いいえ」です。
私が、実践しているマインドについてご紹介します。
例えば、あなたは偉大な野球選手であるイチロー選手のことをどう思いますか?
多分多くの読者の方は、自分と比べた時に、地位やお金も沢山持っていて野球の上手いイチロー選手にかなうわけないと考えると思います。
しかし、私は、こう考えます。
「たぶん、イチロー選手よりも、自分の方が文章も上手いし、水泳やスキーだったら、勝てる。」
つまり、自分の得意なものをいくつか見つけておくことが大切だということです。一つだけに絞ってしまうと、そこであなたよりも優れた人が出てきた場合に、あなたは自信を無くしてしまいます。そのため、自分の得意なものをいくつか把握しておくことが必要です。
勉強ができる。歌が上手い。スポーツができる。文章が書ける。人を笑わせることが出来る。演技が上手い。演奏が得意。など
どんなことでもいいので、自分が大抵の人よりは優れているだろうということをあらかじめ感じておくことが必要です。
そのためには、様々なチャレンジをすることも必要だと思いますが、とにかく自分が得意だと感じることを、いくつか頭の中に入れておきましょう。
そのようにすればきっと、相手が自分をナメていたとしても、関係性が深くなってきたころを見計らって、相手よりも優れているというカードを切れば、相手はあなたを尊敬してくれるはずです。
しかし、この切り札も、相手が完全に自分をナメきってしまっていると、効果がないため、関係性が少し深まってきたという所で、序盤から小出しにしていきましょう。そうすればきっと、尊敬しあえるいい関係が築けるはずです。

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