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9割が勘違いしているDAOの特徴

こんにちは。新潟県でNFTやメタバースに関する情報発信をしているKotaです。

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今日は「9割が勘違いしているDAOの特徴」と言う話をします。

DAOと株式会社の違い


DAOの大きな特徴は「非中央集権」です。
株式会社は”社長”とか”部長”とか、権力が集中している人たちがいます。

権力が特定の人に集まっていることを「中央集権」と言います。
DAOは社長とか部長がいないので、権力が分散されてみんな平等です。

DAOはスマートコントラクトというプログラムで自動的に運営されます。
従来では部下から上司への、トップダウン型の決裁が必要でした。
また、自分で会社を作るときは銀行口座や定款など、いろいろ必要なものがあります。
でもDAOはプログラムで動いているので、ワンクリックで全てが動き出し、完了します。

DAOは顧客にも報酬がある


次世代ブラウザと言われてる”Brave”というブラウザがあります。
Braveの大きな特徴は「広告が表示されるとトークンがもらえる」というものです。

トークンがもらえる理由は、プライバシーをBraveに提供したからです。

Amazonを使ってると「あなたへのおすすめ」が出てくると思います。
直前までスニーカーを見ていたら、スニーカーが表示されたりなど、すごくピンポイントにおすすめしてきますよね。
あれはユーザーの検索履歴を勝手に見ているから表示できるのです。

Braveは「広告表示のためにあなたのプライバシーを提供してくれてありがとう!」という、Braveへの貢献に対する報酬(トークン)をくれているのです。

DAOも「僕たちの売り上げに貢献してくれてありがとう!」というお礼として、顧客にDAOのトークンを与えることができます。

9割が勘違いしているDAOの特徴


ちょっと話がずれましたが、この話の最大のテーマである「9割が勘違いしているDAOの特徴」を話します。

結論「地位は分散されても意思決定は分散されない」ということです。
DAOで意思決定をするにはガバナンストークンという、株式のようなものが必要です。
だからDAOで意思決定に強い人は、ガバナンストークンをたくさん保有してる人です。
例えば1票単位で接戦になる選挙で、一人だけで100票持ってるようなものです。
したがって、DAOには社長や部長はいませんが、株主のような存在がいるということです。
そして持ってる株(ガバナンストークン)数によって、意思決定に強い人が生まれるということです。

まとめ

・DAOにも株主みたいな人はいるんだな
・ガバナンストークンがないと意思決定に携われないんだな

ということだけ覚えていただければOKです。


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