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11月25日 荒波で売り禁物

こんにちは。お疲れ様です。リバーです。

先週末のアストラゼネカのワクチン有効報道以後、市場にとってポジティブな要因ばかり出てきました。結果、こんな日経平均株価です。ボラが荒すぎて辛い。

今日の日経平均

要因は、暴騰述べましたワクチン報道と、バイデン氏が財務大臣にイエレン前FRB議長を指名したことでしょう。

それにしても、26,200円台まで一気に上昇していますので、驚きです。高値付近26,250円で先物の売りを考えましたが、どうも戻り売りの姿勢は少なく高値を追うことも考えられているかのような動きでした。

騰落数は、値上がり205銘柄、値下がり19銘柄、変わらず1銘柄でした。

オールシーズン戦略

みなさんはレイ・ダリオというヘッジファンドの帝王をご存知だろうか。

何でも三大としてしまう日本人特有の表現であまり好きではないが、三大投資家と言えば、

バリュー投資の神でオハマの賢人と呼ばれる「ウォーレン・バフェット」

ポンド危機で圧倒的な空売りによりイングランド銀行を潰した「ジョージ・ソロス」

視野が広く、最強のアナリストである「ジム・ロジャーズ」

である。

が、私に言わせれば、ジョージ・ソロスとジム・ロジャーズは2人が経営していたヘッジファンドの先駆けとなったクォンタム・ファンドが彼らを有名にしたのであり、トレーダーはジョージ・ソロス,アナリストはジム・ロジャーズであったから、2人はペアと考えられます。

だから、そこにレイ・ダリオを加えるべきだと思っています。

レイ・ダリオは、ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業に携わった人物で、そのブリッジ・ウォーターの運用総額は16兆円と世界最大のヘッジファンドとなっており、彼はヘッジファンドの帝王と呼ばれています。

その投資手法は、どのような市況環境であっても安定的な成績をだすオール・ウェザー型のポートフォリオを組成しており、リーマンショック等の不況時に底固さをみせた。一方、好況期には市場平均を下回る可能性がある事には注意が必要である。

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出典:マネリテ https://manelite.jp/raydalio-2020-06/

少し中国に資金を入れ過ぎな気がしますが、6月末時点にこのポジションをとっていたとすると、どれだけ増えていることか。。。

しかし、このポジションから我々がどのような長期運用が求められているかわかることでしょう。

例えば、10,000ドルを株式投資すると↓

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レイ・ダリオは、金や公社債も購入しているが、個人は今は買うべきではないと考えていますので、除いています。不景気時に高騰する商品は、もう少し経済が回復したときから、買い入れをスタートさせた方が良いと思います。

私の考えでは、人口の増加しきってその人口をAI開発に上手く活用している中国と、人口が増加途中であるインドは投資対象と考えていますし、ヨーロッパ諸国と中でもドイツはまだまだ底堅く推移すると考えています。

ただし、先進国は国債の発行額がGDPを有に超えており、未曾有の金融危機が発生する可能性がありますので、ドル建て商品であるこれらが絶対的に安全かと言われるとそうではないとも考えています。

従って、アフターコロナの景気回復に伴って、資産は増加するでしょうが、一定のリバランスを行い、金・銀・プラチナなどのコモディティに資金を移すことも視野に入れながら、来年の相場の荒波に乗って行きたいと考えています。

明日の日経平均

まずは今回の上昇がどこまで続くかを考える必要がありますので、今晩のNYダウ,S&P500,NASDAQがどのような動きをするかに注目したいと考えています。

それらがそれなりに続伸するのであれば、前回の上昇で年初来高値を捉えることができなかったTOPIXが年初来高値を達成したほど良い地合ですし、日経平均も前回の上昇の高値を簡単に超えてきたほどの良い地合ですから、今週末まで上昇が続くことも予想されます。

そのため、過熱感からの売りも命取りになりかねません。従って、オプションや先物を使って、上昇に軽く乗る程度が良いと考えています。

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