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左回りをすれば運転が上達する
こんばんわ。
コロナウイルスがいよいよ本格的に広まってきましたね。何をするにしても、どこに行くにしても怖くなります。
外出せず家に引き籠るのが一番の対策なのでしょうが、そうも言ってられません。
仕事があれば、買い物にも行かなければなりませんし、家族の誰かが外出すればそこから感染するリスクもあります。
そんなリスクを少しでも減らすために、外出する際は車を使うことをお勧めしています。
一時間、満員電車やバスに揺られるのと、一時間自分の愛車で音楽でも聴きながらゆったりドライブするのと、どちらがより感染しにくくなるかは明白です。
しかし、初心者ドライバーやペーパードライバー、運転に自信がない人は交通手段として車を使うのを躊躇ってしまうものです。
僕がそうでした。
運転すれば、異常に背筋を伸ばし、前のめりになって、視野が狭くなる。
とてもドライブを楽しめる状態じゃありませんでした。
そんな僕も今やトラックを運転するプロドライバーです。
トラックを運転するようになってから劇的に運転が変わったと思います。
その中でも、左回りの乗車の大切さを知りました。
左回り乗車って?
左回り乗車はその名の通り、左に回って乗車することです。
え?それだけ?
と思われるかもしれませんが、これをすることで
車の状態を知れる
事故が減る
運転が上達する
大きくこの3つができます!
右回り乗車でも問題ありません。
①車の状態を知れる
左回りに乗車することで車を一周して見ることができます。
その時に、覚えのない傷や凹み、または車の異常が見つかるかもしれません。
運転手は自分の車ほど、自分の車を運転席側しか知りません。
それは当然のことかもしれませんが、思わぬ当て逃げや飛び石などに気付くには左回り乗車は最適だと言えます。
万が一、そこで傷のひとつでも見つかったときは早急に警察へ連絡しましょう。
②事故が減る
①の車の状態を知ることで、車の異常に気付くことができるようになります。
あくまでそれは外見的なことですが、例えばそれがライトやウィンカーの異常に関わる問題などの場合、自車の存在や左右折の把握ができず事故につながるケースもありますので。
また、周囲の状況を把握することもできます。
運転席からは見えていなかったポールや、動物、もしかしたら子供がかくれんぼをしているかもしれません。
危険を未然に防ぐこともドライバーの役目なんです。
これらで大きく事故が減るとは限りませんが、思わぬ事故は防げるでしょう。
事故についての記事はこちらを参考に
③運転が上達する
僕は「心の上達こそが運転の上達」だと考えていますが、リラックスして運転できるようになるのに最適なのが
車の車幅感覚を身につける
これにつきます。
自分の車の横幅や高さ、どれぐらい小回りが効くのかを把握していない人ほど運転に自信を無くします。
逆に言えば車幅感覚を身につけられた人は劇的に運転が楽になると思います。
もちろんそれは「感覚」でしかないので、過信してはダメですよ?
僕は新しい車に乗るときは自分が運転席に乗った状態で、他の人に車の前方や左側、後方にも一度近距離で立ってもらって車幅を理解するようにしています。
なんとなくでもすぐに掴むことができるので、旅行先でレンタカーを借りるときとかはすごく助かります。
見知らぬ土地を慣れない車で移動するのは結構しんどいですからね。
ただ、いつでも人がいるわけではないので、そんな時にこそ役立つのがこの左回り乗車なんです。
車の状態を知りつつ、車の周りを歩くことで車幅感覚を理解できるようになります。
もちろん一回したからと言ってすぐに理解できるものでもないですが、感覚を掴むまでの時間を短縮することはできるでしょう。
まとめ
左回り乗車をすることで、
①車の状態を知れる
異常があればすぐに確認を。
②事故を防げる
周りには危険がいっぱいです。確実に周囲の確認をしましょう。
③運転が上達する
全ての運転技術は車幅感覚に通じます。意識しながら運転するだけでも変わっていきます。
今は大変な時代ですが、その中でも少しでもみなさんが楽しいカーライフを送れますように!
では、また次回の記事で!
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