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5月18日 GDP、SBG次第。

こんばんは、リバーです。
毎日、翌日の市場について考えて書くようになって、2ヶ月が経ちました。
あぁあの時こう考えていたな〜と思って見返すと意外と楽しいものです。

私はオプション取引をしていますから、日経平均の動きが収益に直結しますので、本気で考えてやってます。(足らないかも?)
それが少しでも、誰かの参考になれば幸いです。

5月第2週の振り返り

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出典:Kabutan

GW明けから高かった日経平均でしたが、それも月曜日の11日まででした。
12日に少し下げ、13日にはガクンと下げ、見事な大引高値をつけたが、14日に下げ、15日に何とか20,000円に到達して引けました。
やはり、大きかったのは「調子が良かったNASDAQが下落し出したこと」「トヨタなどの大型株よ決算が悪く弱かった」「緊急事態宣言解除による材料出尽くしと第二波懸念」でしょうか。

GDP 予想年率4.63%のマイナス

明日、8時50分に2020年1-3月期GDP(1次速報)が発表されます。

大方予想はマイナス確定で、それも大きなマイナスであることは誰しもが承知していることでしょう。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う、世界景気の悪化で輸出が大きく減少し、インバウンド需要の消失、外出自粛による個人消費の落ち込み、これらの影響はどの程度のものか。
それが、実際にGDPという数字となって出てきます。

また、1-3月期GDPがマイナスであった場合、2四半期連続マイナスとなりますので、名実共に不景気となる訳です。

さらに、4月16日から緊急事態宣言が発表され、途中延長を挟みながら、継続されてきました。
5月14日に、39県の緊急事態宣言が解除されたものの、残る8都道府県では継続されています。
その8都道府県は、東京、大阪、北海道、埼玉、千葉、神奈川、京都、兵庫であり、明らかに経済規模の大きな地域で、経済への影響はかなり大きいと考えられます。

そう考えると、4-6月期GDPも、マイナス確定。
予想では、前期比年率21.5%減と言われています。

少し前の市場であれば、それすらも折り込んでいたと言っていてもおかしくはなかったですが、先週からはマイナス材料にしっかり反応するようになっているところを見ると、しっかりマイナス材料として捉える可能性があります。

あ〜、プットオプションの買いを仕掛けたらよかった…と思ったりもしますが、折り込み済である可能性が少なくないと考えていますので、仕掛けてはいません。
流石に、少し大きく下落すると思ってますが。

SBGの決算発表控える。

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明日15時からソフトバンクグループの決算発表が控えています。

昨年の5月決算発表では、weworkやUberなどへ投資しているビジョンファンドが好調であったため、過去最高の営業利益を達成し、孫正義社長は「時代が来た」とまで発した。

それがどうやら、1年後の今年5月は、前期の営業損失は過去最大の1兆3500億円になる見通しです。

やっばいですね笑
笑うしかない。投資会社は、不景気にはこうなる運命なのです。

当然、SBG株(9984)は大きく下げるでしょうし、日経平均への寄与度が高いから、日経平均も下げるでしょう。

明日の日経平均

流石に上はないと考えています。
19,500円付近で終えれば、よしよしと言ったところでしょうか。

GDPといい、SBGといい、日経平均を下げる理由となる材料が大きすぎるため、20,000円キープは到底無理でしょう。

その反面、ここまで大きなマイナス材料が2つ重なる不運は当面は無いと考えられ、一旦底をつけるかもしれません。
そうした場合には、プットオプションを売っていくつもりです。

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