初心者向けクックドゥ無し麻婆豆腐

※画像は完成品とは関係ありません※
古い肉味噌が冷蔵庫に鎮座しているのをどうにかしようと、ふと麻婆豆腐が作れるのではないか? と思いついたので調理しました。なおレポートについては写真がありません。あしからず。あと、どの辺が初心者向けかと言うと僕が普段そんなに料理しないところです。末尾に参考資料入れてるはずですが、これは「どの野菜入れるかだけ調べた」程度で調理行程はほとんど見てません

材料

以下は2人前を想定しています。僕がひとりでたいらげたら随分多かったのでおそらく2人で食べるのが正解の量です。あと、下記材料は先ほど実食した味をもとに調整を入れてます。リファクタリング? だと思ってください。あとにも書きますが実際はボトルや瓶から目分量でぶち込みました。

豚ひき肉 200から300g
にら 4分の1
長ねぎ 3分の1
(にら、長ねぎは「にらともやしのカット野菜」2人前で代用可)
木綿豆腐 1丁
肉味噌 もしくは赤みそ またはみそ 80から90g
唐辛子ペースト 10g
鶏ガラスープのもと 大さじ1と半分
しょうゆ 大さじ2
片栗粉 大さじ1
塩 ひとつまみ
砂糖 大さじ1
ジンジャーパウダー もしくは生姜 小さじ1
ごま油 大さじ2
水 都度蛇口から

ちなみに麻婆を作るきっかけとなった肉味噌は「URBAN RESEARCH DOORS GROCERY黒豚みそ」です。ごはんに乗っけて食べてましたが、半分消化したあと完全に忘れていました。一度思い出してごはんのお供にしたときは無事に生還しています。賞「味」期限だから大丈夫だよな…? ともかく、もし作る場合はちゃんと新品を買ってきてください

画像1

(アーバンリサーチで探して出てこないので多分ないかもしれないです)

行程A あわせ調味料をつくる

ここから先は実際に踏んだ行程を順に説明します。実作業は感覚で行っており、分量が書いてないときは目分量です。まともに参考にすると痛い目を見ます。具体的に言うと辛すぎたりします。
資料を読んだとき、入れる野菜と「あわせ調味料にする」部分だけは覚えていました。肉味噌が古い都合もありフライパンでの加熱を行います。新しい味噌だとここはボウルか何かに入れて混ぜるだけで結構です。
深めのフライパンを温めごま油を投入(肉を焼くとき引く量)。材料を集めるのにモタモタしてたらコンロの警告音が鳴ったのであわてて肉味噌を投入しました。
中火で油がはねまくるので、カップ半分のお湯(水で可)に鶏ガラスープのもとを大さじ半分くらい溶かしてあったものをいれました。味噌が溶けるように木べらで混ぜます。具合がよくなったらカップ半分の水をいれてひと煮立ちさせました。
ここにチューブの唐辛子、使ったのは「S&B粗切りトウガラシ」をチューブ半分入れます。この量だとのどに違和感が残る程度にむせます。砂糖もこのタイミングで入れてます。ちゃんと混ぜましょう。
これを一度別の容器に移してフライパンを空けます。ちなみにこのときの容器は盛りつけ用と共用しました。

行程B 野菜とひき肉を炒める

空けたフライパンが冷めないうちに具を炒めます。再びごま油を引き中火。
今回にら単体が見つからなかったため、にら+もやしのカット野菜を採用しました。もやしは不本意です(昨日もカット野菜で食べている)。もやしが茶色になってから自分の裁量で良いと判断が下るまで炒めます。
フライパンにスペースを作ってごま油を引き、豚ひき肉を投入。ばらけるようにひたすら切る動作を行いつつ炒めます。途中塩、ジンジャーパウダー、しょうゆで下味をつけておきましょう。しょうゆはボトル直で大さじ3くらい入っちゃいました。

行程C あわせ調味料と具を混ぜる

ひき肉に火が通ったので仕上げます。あわせ調味料をフライパンに戻します。このときあわせ調味料がすこしお皿にくっついて取りにくかったので、ここに水を入れてフライパンへ投入しました。水の量は多分皿うどん1人前のグラム数です。次やるときはコップ半分とかにします。多かった。
しばらく煮込んでから味見をして、物足りなかったので鶏ガラのやつを追加しました。瓶から直接でしたが小さじ2杯ぐらいだったと思います。
味に納得がいったら水溶き片栗粉です。とろみは水溶き片栗粉がやるので入れましょう。マグカップに片栗粉を「ココアのパッケージに書いてあるスプーン」の1杯、水をカップの半分(底が細いので30から50ccあれば足りそう)入れて混ぜておいたものをバシャっとフライパンに投入しました。回しかけたかったのですがうっかりしました。
あとは豆腐を入れて、食べたことのある麻婆豆腐のとろみ具合になるまで煮込みます。豆腐は16分割しましたが、多分64分割とかのほうが楽しく食べられる気がします。僕は水を入れすぎたので盛りつけ用の皿から汁があふれました。

感想

かくして2人前麻婆豆腐が出来上がった訳ですが、ダイニングを明け渡す都合上10分で食べきることとなり結構ハードでした。この半分の量で切り上げたいと思ったが仕方ない。
名古屋のどっかの駅ビルで食べたもっと辛い麻婆を少し覚えているのですが、やはりお店の味付けのほうが複雑で楽しいんですよ。ただ、自宅でひとりでクックドゥなしにどうにか我流でたどり着けてしまったもので、これはこれで楽しいアクティビティになりました。

参考資料

小林カツ代料理の辞典 おいしい家庭料理のつくり方2448レシピ」小林カツ代・著,2002.4,朝日出版社

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