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違和感
宗教観
宗教を批判するつもりは毛頭ない。
午前の仕事から帰り、午後の出勤時間まで全力で遊んで暮らすを目標として
結果しょぼく遊んでいるとピンポ~ンと気の抜けるチャイムが鳴った。
玄関を開けると高齢の男性がグイッと身を押し込んで来た。宗教の勧誘ではないと言い、皆様のために神の教えをお伝えしにいらしたそうだ。
スマホを操作し「ちょっとコレを読んでみてください」と示したのは聖書の一節なのであろう…
もはや死はなくなり、悲しみも嘆きも苦痛もなくなります。以前のものは過ぎ去ったのです
ん....、「こうゆう世界になればいいですね。これは約束なのです」と翁は言った。
瞬間、私の頭の中でいろいろが駆け巡る。
てか、死が無くなったらもう会えないじゃん!というか、死が無くなり
嘆きも苦痛もないなら死後の世界じゃね?あんた80歳は過ぎてるよね?もう時期行けるんじゃね?後ろで立ってるのは奥様ですか?共にご高齢と言える年齢になるまで寄り添って生きてきて、この世の不幸を嘆いていらっしゃるのですか?見ず知らずのヒトに幸せになるヒントを授けて戸別訪問をなさるよりも、後ろのご婦人に愛を感謝を語り尽くしたほうがいいでっせ。
いくら自分で感謝していると思っても、その日が来れば後悔するんだから飽きるまで二人で愛と感謝を語り合ってくださいな。
んな事を思っていたら、尋ねられた。
「どう思いますか?」
精一杯の敬意を払って答えた。
「今の私にはわからないです」
彼には生きているのが当たり前の世界なんだろうな。
私は、彼が迎えに来るまでいるのがこの世界。彼の愛に包まれて楽しく遊んで過ごしている場所。前向きに全力で死に向かっている。食べたら出すのか生理現象のように、生まれたら死ぬのも生理現象のようなもんだ。生まれる時を選んだ覚えがないように、最期もわからないけど。
ってか、〈もはや死がなくなり〉ってさ、〈死がふたりを分かつまで...〉って言って結婚させてるクセにオカシクない?約束した気ないんじゃないの?
などと、無意味に頭のフル稼働が止まらなくなってコレを書いている。
救われない?報われない?笑えない?笑うしか無い?だったら笑っていよう。以上、殴り書き
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