パウロ・コエーリョ作、「ブリーダ」読了。
以前、「アルケミスト」を読んで面白かったので他の作品も読んでみたくなり一気に数冊買ったものの、なかなか読めなかった。「アルケミスト」からかなり時間が経って、そういう意味では「アルケミスト」を読んだ興奮みたいなものはもうなくて、フラットな感じで読めた。個人的な印象だけど、パウロ・コエーリョの文章には、ぐいぐい引っ張られるような、強引な力はない。ハリウッドの映画のような、巻き込まれる印象がない。直木賞の受賞作のようなエンタメ感もない。だけど、パウロ・コエーリョの文章には、静かに流