【交渉入門】法務パーソン向け交渉（Persuasion and negotiation）に関するおすすめ入門本・参考書のリスト（2022/03/28更新）（2021/03/06開始）

2022/01/10更新

World Economic Forum "The Future of Jobs Report 2020"の36ページ、FIGURE 27のB. TOP 15 skills for 2025（Source: Future of Jobs Survey 2020, World Economic Forum.）の15番目に"Persuasion and negotiation"がある。

The Future of Jobs Report 2020

このFIGUREは、2.3 Emerging and declining skillsに記載されている。

Classification of skills used, based on O*NET content modelのCompetency bundleの一つに"Persuasion and negotiation"がある。153ページに記載されている定義は以下の通りだ。

Negotiation: Bringing others together and trying to reconcile differences.
→他者をまとめ、違いを調整しようとすること。

Persuasion: Persuading others to change their minds or behavior.
→他者に対して、心や行動を変えるように説得すること。

そこで交渉に役立つ本をあげてみる。随時追加していきたい。オススメの本があれば、教えてもらえると嬉しい。

■ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」 単行本 – 2004/2/1
高田 貴久 (著)

ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」

■イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 単行本（ソフトカバー） – 2010/11/24
安宅和人 (著)
5つ星のうち4.3/ 1,133個の評価

https://www.amazon.co.jp/dp/4862760856/

■交渉の作法 単行本 – 2012/3/1
小林 秀之 (編集)

交渉の作法

■数理法務のすすめ 単行本 – 2016/9/9
草野 耕一 (著)
5つ星のうち4.6/ 3個の評価

https://www.amazon.co.jp/dp/4641125880/

■武器としての交渉思考 (星海社新書) 新書 – 2012/6/26
瀧本 哲史 (著)
5つ星のうち4.5/ 157個の評価

武器としての交渉思考 (星海社新書)

102ページに記載の以下の違いを明確に理解しておくことが重要。現実に出合うコミュニケーションの場面一つ一つにおいて、以下の四つのどれに当たるのかを明確に意識しよう。

1　指令
2　ディベート（裁判を含む）
3　決断
4　交渉

ちなみに、売り込みはどれに当たるだろうか？　売り込みは、第三者が意思決断をするわけではないので、「4 交渉」に該当するのだろう。

■影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか 単行本 – 2014/7/10
ロバート・B・チャルディーニ (著), 社会行動研究会 (翻訳)
5つ星のうち4.5/ 524個の評価

https://www.amazon.co.jp/dp/4414304229/

■ファスト＆スロー　（上） Kindle版
ダニエル カーネマン (著), 村井 章子 (著, 翻訳) 形式: Kindle版
5つ星のうち4.4/ 378個の評価
ファスト＆スロー (全2巻)の1冊目

https://www.amazon.co.jp/dp/B00ARDNMEQ/

以上