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【ビジネス】ディストリビューターになる:一発目のアピール資料テンプレ

このnoteは、将来自分のように、海外でビジネスを作りたいと思っている人に少しでも有用な情報を届けられればと思って書いています。

一つの前の投稿は中国企業の難しさ… としてややボヤキになってしまいましたが。。(記載した’伏兵=他の候補’の存在を知ったのが昨日でした。コロナでの移動が制限される中、実際にダッカに来てショールームを見て貰って、等できないのが歯がゆいですね…!)

「ディストリビューターになる」の第二弾として、普段僕がどのような資料構成でブランドに話をしに行くか、を紹介します。当たり前の内容ですが、当たり前を漏れなく抑えることが、初対面の人との信頼構築に重要と考えて、結構作りこんでいます。

大体こんな感じです:

1. Company profile / Shareholder structure:会社について
-会社概要(住所等基本情報、手掛けているブランド・ビジネス一覧)
-株主構成
-主要メンバー紹介
2. Market potential analysis:市場の見立て
-国の一般情報(人口、面積、宗教、言語、等) 、GDPや一人当たり GDP推移
-対象ビジネスのポテンシャルを示すデータ
(例:Luxuryブランド向けだったら、富裕層の数と成長率等)
-対象ビジネスの機会・リスク分析
(PEST(Politics、Economy、Society、Technology/Infrastructure)の観点から記述)
-対象ビジネスに関連する規制・制度
(例:自動車業界の場合、関税等の情報)
-市場規模(実績、将来予測 ※意味のあるセグメント別にデータを示せるとなお良い)
-競争環境分析(競合とそれぞれの強み・弱み、対象ブランドの差別化ポイント仮説)
3. Business Plan :事業計画
-売上台(個)数予測(向こう5年を目安、市場シェアと共に示す)
-上記を踏まえたIncome Statement、Cash Flow(向こう5年を目安)
4. Financial Capabilities:資本状況
-過去数年の決算内容
-初期投資計画
-資本計画(どのタイミングで幾ら必要か、確保の目途)
5. Marketing Plan:マーケティング計画
-全体戦略(対象とするターゲット層のペルソナ、訴求ポイント)
-具体的なアクティビティ案(段階別=ローンチ前の仕込み>ローンチ>ローンチ後の通常アクティビティ)、予算イメージ
6. Human Resources:人材配置計画
-組織図
-主要メンバーの経歴
7. Facilities:その他使える資産(適宜)
-ショールームや抑えている物件情報 等(適宜)

資料作りは新卒入社した大企業での経験が生きていると思います。
もし手伝えることありましたら、ご連絡ください!それでは。

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