2023/7/5 ジャングル探索、神には会えず、帰宅もできず
朝は10時半ぐらいに起床。このペンションはチェックアウトの時間がなかったのでちょっとゆっくり準備。
まつりちゃんの準備が終わったら、ペンション近くを散歩した。
少し奥に進むと山道の入り口を発見。僕もまつりちゃんもサンダルで、ペシペシ足に虫が突撃してくるのがキモくて山奥に入るのは気が引けたが、あまりにも「ヤンバルのジャングル」という状況に心が惹かれ、少しだけ入ってみよう!となった。
観たことのない植物、虫、鳥。ゲームで新しい村に来た時のワクワク感をリアルで感じるという、感情の逆輸入。
昨日ネオパークで観た、沖縄にしかいないという緑色のトカゲも野生で見つけた。走り方が変でめちゃくちゃ可愛かった。
少しジャングルを探索したら、車に乗り込みペンションを発った。そしてせっかくヤンバルまで来たしということで、少し回り道をしてヤンバルの山道を車で貫いた。サファリパークみたいでめちゃくちゃ楽しかったが、残念ながら動物は1匹も見つからず。次来ることがあればもっとゆっくりハイキングをしたいな〜〜と思った。
そのまま車で那覇の方に向けて走らせる最中、ギリまだヤンバルの中ってぐらいの道中に、地図上でちょっと気になる場所を発見。
神アシャギ……めちゃくちゃ観たいな〜〜ってことで、近くに車を泊めて寄ってみた。
しばらくアシャギに向かって進んでみたが、半袖短パンサンダルという装備だとこれ以上は危険な感じになってきたので、途中で諦めて引き返した。道はヤバいし虫もやばかった。
そこからは車で2時間ほど、空港のある那覇の近く、首里という町へ向かった。まつりちゃんはずっと運転、僕は爆睡してた。ごめんね♪
この首里には、まつりちゃんの元カレがイケてるハンバーガー屋さんをやってるとのことでやって来た。
僕はその元カレには会ったことはないが、まつりちゃんの話を聞く限り会ってみたい人だったので楽しみにしてた。あとハンバーガーそのものもめっちゃ楽しみにしてた。
入り組んだ路地を登った見晴らしのいい高台に店はあった。コンクリート剥き出し、風が吹き抜けまくる店内。どちゃオシャレ店だった。店名は「BABY BABY」。
ハンバーガー死ぬほど美味かった、パテやばかった。
今日はほんとはお休みだったのに、まつりちゃんが来るからと無理やり開けてくれてた。静かに喋るけどキレキレのお兄さん、まつりちゃんの話で聞いて想像してたよりも優しかった。そしてカッコいい感じの人だった。
ゆっくり飲んで食べて喋って、割と長居させてもらった。また来たいな〜〜と思った。元カレさんに「大阪来たら千鳥橋来てくださいね!」と言ったら「多分無理かな……」と言われた。バッサリ切られたの面白かった。
BABY BABYを出たら、アイノちゃんに車を返し、ちょっと時間がカツカツだったので、急足でゆいレールに乗り込んで空港へ向かった。もう沖縄は終わりか〜〜と切なくなった。頭に1番焼き付いていたのは、ヤンバルの森とEMウォーターだった(一昨日の日記参照)。
空港に到着、peachの機械でチェックイン。すると少しおかしなことに気づく。印字された紙に表示されてる飛行機の出発時刻が、メールで来ていたよりも50分近く遅かった。
空港員さんに聞いてみたら、どうやら飛行機が遅れているとのこと。それはかなりヤバい。空港からのバスが元々終電近くだったため、もう帰ることができなくなるではないか……。
親しい車を持ってる友人に連絡するも、流石にこんな遅い時間に、しかも急に来てくれる人は見つからず。とりあえず思考停止で飛行機に乗り込んだ。
飛行機に乗る直前に機内モードでできるゲームの中で1番お気に入りの「東京ツクール」をDLし、飛行機の中ではめちゃくちゃ東京を作ってた。
関西空港に到着、そして絶望。知ってたけど突きつけられる現実、家に帰れない。どうしよう……。
とりあえず到着した第二ターミナルは終わりっぽい雰囲気になるが、国際線の第一ターミナルの方は深夜も稼働してるっぽく、寝れるベンチとかあるんじゃないかな〜〜ということで第一ターミナルへ向かった。シャトルバスが夜中で死んでるため歩いて行くしかなく、しかも20分ぐらいかかってまぁまぁしんどかった。
第一ターミナルに到着。空港内のそこらじゅうのベンチに朝を待つ人々が。ベンチどころか床に転がり、あらゆるコンセントがガンガン盗電されてた。
いやまぁ盗電というか、もうそういうものなのだろう。
だいぶ眠気が来ててぼーっとしてきて、すると入っちゃいけないところに来てるワクワク感は少しずつ増してきて、不思議なハイの状態になっていた。
24時間空いているなか卯に入り「24時間空いてるなら何時間もかけて全メニュー制覇とかできるんちゃう?」みたいなつまらない話をぼーっとしながらすき焼き丼を食べた。
ご飯を食べ終えたら、今晩の我々の睡眠のベストプレイスを探し彷徨うも、ここぞ!というところはイマイチ見つからず。
結局妥協し、つい立ての付いたソファに身体を捻じ曲げて寝転がった。散らばる外国人たちに混じり、財布を抱きかかえて眠りに付いた。めちゃくちゃ明るかった。
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