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2024/8/24 モルック世界大会in函館、day1

函館の「湯の浜ホテル」にて、朝5時半ぐらいに起床。とりあえずホテルの大浴場に朝風呂へ。

昨日の夜にこの風呂には来ていて、ビーチと荒波が一望できる凄まじい露天風呂が着いていた。が、夜ではっきり海が見えなかったので、朝観るのを楽しみにしていた。朝風呂はやっぱりめちゃくちゃ壮観だった、気持ちよかった。

朝の散歩

風呂を出たら全員で近くの公園へ。昨日の夜の間に探しておいた公園へ行き、大会に向けてモルックの朝練を行った。

かなり試合に向けて高まってるところではあったが、この公演の地面の素材が変な素材で、モルッキーが跳ねてやりづらく、ちょろっとだけやって解散。

朝の公園

今回のモルックの世界大会の予選は2会場で開催される。僕、秋山君、石川君、まっすー、ちゃんゆまの方のチームは函館高専のグラウンドで予選だった。

そしてもう片方のチーム、まつりちゃん、おっけん、ハヅメ、こーちゃん、シマツーの方のチームは、昭和公園という会場で予選。2つの会場はかなり距離があるので、この朝練をした後にお互いの検討を祈って解散となった。


会場

車で5分程度行ったら僕らの会場である函館高専に到着。人が多い、みんなめちゃくちゃ上手く見える。ソワソワした。

僕らは全員大会に出るのは初めてなので、ぶっちゃけ大会の細かいルールが全然分かっていない。そして試合経験が全くないということは、自分たちの実力が全くわからないということでもある。めっちゃ強いかもしれないし、めっちゃ弱いかもしれないし。

チーム最強

しかし、そんな僕らのチーム名は「チーム最強」。これは急いで名前を提出しないといけないタイミングで、適当に付けてしまった名前。いろんなチームと対戦するときに「あ、チーム最強です……」と恥ずかしいことになり続けた。

まぁまぁ、肩の力は入れすぎず、勝てたらええよな、せっかく来たからには勝ちたいな、ぐらいの気持ちで試合に臨んだ。

モルック世界大会のポスター

予選は7組でリーグ戦。7組それぞれと2試合ずつし、勝ち数の多いところが決勝リーグへ進める、というルール。

まず初戦はNTTの社員さんたちのチームと対戦。この初戦の相手がめちゃくちゃよかった。「大会は初めてですか?」と始まる前に聞いてくれて、点数の付け方やファウルの取られ方、その他細かい色々を1番最初に教えてもらった。

午前9時ちょうど、ブザーが鳴り試合はスタート。1番最初の最初は僕が投げさせてもらった。冷静なつもりだったのに足が震えていた、こんなに緊張してモルックをやるのは始めててドキドキした。

無事1投目は11点、気持ちよく点数は取れた。

モルックの軽いルールの説明としては、棒を投げて棒を倒して点数を稼ぎ、50点ジャストになった方が勝ち。そしてでかい点数を取りすぎて50点を1点でも超えてしまったらバースト、25点に戻されるというルール。

僕らはなんと開幕からガツガツ点数を稼ぎ、余裕でリードしながら試合を進めた。まじで!?これ勝てるやん!とアゲアゲで試合を進めたが、なんと途中でバーストしてしまった。

1試合目はそのまままくられて負け。しかし、このチームとの2戦目はちゃんゆまが奇跡の一発逆転をラストに決めてくれてなんとかギリギリ勝てた。

つまり初戦の相手とは1勝1敗。割と強いチームだったので、とりあえず負け越さなくてよかった……と思った。

NTTのチームと


2戦目は岡山のチームとの対戦。この試合は僕らは爆裂に乗っていた。ほとんど外さずにバチバチ点数を稼ぎ、この2組目との対戦は2戦とも勝った。

全体で3勝1敗、勝ち越し。さっきの強いチームと1勝1敗、今回2連勝、これはマジで勝てるぞ!!と思っているところで、敵チームの視察に行っていたまっすーが恐ろしい情報を入手してきた。

「次の相手、僕らが1回戦で苦しんだ相手に2連勝してます」とのこと。そんなアニメみたいなベタベタな展開……と思っていたら、「おいっす〜」みたいな感じで次の対戦相手「レイヤード」がやってきた。

レイヤードのメンバーは全員僕らと同世代ぐらい、髭とかグラサンとかの飄々としたチームだった。そして、出会ってちょっと喋った瞬間から「あ、この人たちは友達になる人だ」と僕らのチーム全員が思った。

レイヤードと

このレイヤード戦、結果は惨敗。2本とも取られた。レイヤードは確かに強かった、安定してた、僕らよりウワテではあった。が、絶対に勝てない相手ではなかった。何よりの敗因は、僕らが"楽しくなっちゃった"ことにあった、と反省した。

普段千鳥橋の公園でやってるゆるい空気になってしまい、これまでの試合と比べて一本一本の集中力が明らかに欠けており、そのままグズグズと何もさせてもらえずに負けた。かなりキツかった、そして終わった後に、この2連敗がかなり取り返しのつかないものだったと気付いた。


休憩中

ちょっとだけ休憩し、レイヤード戦の反省をしながら気持ちを整え、臨んだ4戦目。相手は蒲郡のおじいちゃんおばあちゃんのチーム。かなり試合経験の多いベテランって感じのチームだったが、1戦目はこちらが勝利、2戦目はギリギリ負け。結局1-1で勝ち点は増えずで終わった。

そしてこの次の5戦目が問題。レイヤードと肩を並べるこのブロックでの2強の一角、warebowというチーム。僕らが決勝リーグに進むには、ただでさえ強いこの相手に2連勝をしないとほぼほぼ決勝にはいけないという状態だった。逆にここで2連勝すれば決勝にかなり王手をかけれる、という状況でもあった。

最初ノリで組んでた試合前の円陣が、徐々にガチで気合いの入るものになっていった。もう負けられない、というかマジで勝ちたくなっていた。

緊張のwarebow戦、1セット目はこの日最高のコンディション、ヤバかった。相手に何もさせず瞬殺。最速で1セットを取った。めちゃくちゃハイになった。

ほんとに行けるぞ、行きたい!!と、かなりアゲな2セット目。モルックには3連続0点だと失格というルールがあるのだが、それになった。ほとんど何も起こっていない状態で、失格になって終わった。絵に描いたような落胆をしてしまった。

warebowも確かに強かったが、全然勝てない相手ではなかった。勝負強さみたいなのが足りてなかったかな〜〜という感じ。

最後の6戦目は2本とも勝ったので、僕らの最終戦績は7勝5敗。レイヤードとwarebowは8勝4敗で勝ち抜けているので、僕らは全体3位。この上位2チームのどっちかにあと一回勝ってたら抜けていた……、ありそうななさそうな。

こんなに泣けるほど悔しくなるとは……というぐらい凹んだ。まぁとはいえ、全体成績が3〜5位のチームは翌日もあるので、この日は一旦終了。

「今度練習試合しようや!」と、レイヤードと連絡先を交換した。


ラッキーピエロ

解散したらホテルに一度戻り、まつりちゃんやハヅメのチームの帰りを待った。ホテルのロビーで全員集合したらお互いのチームの結果報告。

なんと向こうのチームも7勝5敗、全体3位だったらしい。「向こうのチームだけ勝ってたらちょっと嫌だな……」と正直思ってしまってたので、同じ成績というのはめちゃくちゃよかった。ほんとはどっちも1位か2位がよかったけど。

ラッキーピエロの店内

お互いのなんやかんやを報告しあいつつ、車に乗ってラッキーピエロというお店へ行った。ラッキーピエロというのは北海道?函館周辺?にあるハンバーガーチェーン店。

モルックの会場の近くの店舗に行ったら人が多すぎてどうしようもなかったので、ちょっと遠い店舗へ行った。

ありえんぐらい待たされた上に全然商品が足りてなかった。美味しいっちゃ美味しかったけど、ちょっとひどすぎるな……と思った。


ホテルにて

ホテルにハンバーガーを持って帰ってきてみんなで食べた。ハンバーガーが足りなさすぎるせいで、色んな人が「俺食べなくても大丈夫やから!「いやいや、俺のやつ食べていいよ!」というゆずりあいタイム長すぎ問題が発生した、大変だった。

そしてハンバーガーを食べ終えたら、函館にちょっと観光に行こうか〜〜という話になった。適当にグッパして別れ、車で行く組とチンチン電車に乗りたい公共機関で行く組と二手に別れた。


赤レンガ倉庫
モルッカーが優遇されてたクレープ屋

車で宿から10分ほど、赤レンガ倉庫に到着。まず目に付いたのが、クレープ屋の「モルック棒をご提示いただくと100円引き」の看板。僕らはモルック棒は持っていなかったが、選手専用のリストバンドを付けていたおかげで100円引きしてもらえた。

クレープ屋前
クレープを食べる僕

函館のオシャレなエリアをゆるっと散策。途中で電車で来た組のみんなとも遭遇した。シマツーの体調が悪いらしく、向こうチームのみんなは困っていた。シマツー以外のみんながかわいそうだったが、僕らはスルーして再度別れた。


この函館のオシャレエリアを出たら、次は車で花園温泉という近くの銭湯へ。天井が低く、黒くて縦長で洞穴みたいなカッコいい感じの銭湯。

温度が割と熱めで気持ちよかったのと、露天風呂の外気浴用の椅子の角度が神がかってた。

花園温泉
ロビー

風呂の中でモルッカーの人たちがいた(リストバンドで分かる)ので、ちょっと喋って仲良くなった。ちなみにこの前日にもホテルの風呂の中で仲良くなったモルッカーの人たちがいた。

モルックはフィンランドのスポーツ、そしてフィンランドといえばサウナ。風呂とモルックの親和性は実はすごいのだと勝手に思った。


凛々しい顔でガソリンを入れる石川君

風呂に入ったら次はご飯。僕が「函館のスープカレーを食べたい!」と来る前からずっと言っていたので、今日このタイミングでスープカレー屋さんに行った。

謎のバニーガールが立っていた函館の繁華街、僕らが入ったのはオシャレなBARっぽい雰囲気の「キングベアー」というカレー屋。

キングベアー

僕はハンバーグと野菜のカレーを頼んだ。カレーそのものの味の美味さもやばいし、具ひとつひとつもめちゃくちゃ美味い。美味すぎてびっくりした。

ずっと楽しみにしていたスープカレー、しかもめちゃくちゃ良い店に当たったので最高だった。

ちなみにこのお店にもモルッカーはたくさんいた。ほんとに函館中にモルッカーがいて面白かった。

美味すぎたカレー


カレーを食べたら再度車に乗り、次に向かったのは函館山。どミーハーではあるが、せっかくなので……と夜景を観に来た。

車がめちゃくちゃ混んでて全然進まなかったので、ハンターハンターのアニメの一部分を選んで流し、どこかをみんなで当てるというゲームをした。ちょっと面白かった。

函館山
テレビとかで良く見るところ

ここの夜景は、多分近いのに高い、そして湾がくっきり見えるってところが珍しくてすごいのだろうな〜〜と思った。信号機の動きがくっきり見えるぐらいには近い、なのにめちゃくちゃデカい、なんか変な感じがした。

ちょっと寒かった。

めっちゃ寒い演技をしてます


夜景を見終えたら帰宅。なんやかんやで時間は割と遅めの24時ごろ。布団に転がった瞬間に身体全体が溶けるような感覚になった。多分相当疲れていた、ほんとに一瞬で寝た。

ほんとは24〜25日の2日間、モルック世界大会の全体を一本の記事で書くつもりだったけど、ちょっと長くなりすぎたので1日ずつに分けることにした。

このバカ長いやつ、また明日も読んでくれると嬉しいです。

to be continued….!!


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