車を擦って、直した話。
こんにちは、こうすけです。
大学で建築を学んでいます。
ものづくりが好きで、レザークラフトや裁縫したり、木材のDIYしたりして暮らしています。
早速ですが、本題に。
この前の旅行で、車を擦ってしまいまして...
補修の仕方をきっちり調べて実践してみたので、備忘録としてまとめておこうと思います。
どんな傷ができたか
車の横の「スカート」という部分を擦ってしまいました...
ショッピングモールの入り口で左折するときに、コーンに当たっちゃったみたい。
広い範囲擦って、一部塗装も剥げちゃってるような状態です。塗装が剥げてしまうと、錆びてしまうのでなるべく早く補修する必要があります。
手順
先に補修の進め方からご説明します。
今回は、「99工房さん」「Holtsさん」の2社のサイトを参考にしました。
1、大きな傷をパテで埋める
2、スプレーで色を馴染ませる
3、光沢が出るように磨く
という感じ。
スプレーの乾燥時間があるので、所要時間は半日ぐらいかかります。
また、スプレーしてから磨くまでに1週間乾燥させる必要があります。
準備するもの
パテ処理
パテ、布やすり 610円
(ソフト99(SOFT99) 補修用品 うすづけパテ)
スプレー処理
シリコンオフシート 258円
(ソフト99 脱脂剤 99工房 シリコンオフシート 5枚入)
プライマー 666円
(アサヒペン プラスチック用プライマー)
プラサフスプレー 684円
(ホルツ 下塗り塗料 プラサフ グレー)
塗料スプレー 1411円
(ホルツ 純正塗料スプレー カーペイント)
クリアスプレー 814円
(ホルツ 上塗り塗料 クリアペイント)
ぼかしスプレー 1110円
(ホルツ 補助スプレー ボカシ剤)
磨く
スポンジ 449円
(ホルツ ペイント補修・便利グッズ 塗り後整えエスポンジ)
コンパウンド 585円
(SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 コンパウンド)
拭き取り布 439円
(ホルツ マイクロファイバークロス)
合計 6342円
1、パテ処理
今回、塗装が剥げて下地のグレーが見えてしまっていたので、パテ処理を行いました。
下の細い線が走っているだけの状態であれば、パテ処理の必要はありません。
ソフト99(SOFT99) 補修用品 うすづけパテ←こちらのパテにはやすり(600番 1200番)が付属されていました。
これをつかって傷のバリを取ってから、パテを付けて行きます。
かなり硬化が早いので、細かいところは気にせずに一発で塗りつけましょう。
日光に当てることでことで硬化して行くので、しばらく日に当てて硬め、また付属のやすりで綺麗に仕上げます。
2、スプレー
スプレーの色については以下の手順で調べてみてください。
Googleで「(車種)_カラーコード」と検索すると、車の色の名前が出てきます。
今回はシビックだったので、「クリスタルブラックパールNH731」だとわかりました。
またGoogleで「(カラーコード)_ホルツスプレー」(シビックの場合NH731 ホルツスプレー)と検索すると、使用するスプレーの色が確認できます。
スプレー処理はホルツさんのHPの手順にそのままならいました。
プラサフスプレーは、バンパーなどのプラスチックっぽい部分に塗る場合使用します。
注意点
乾燥時間の上限がないが、長くおきすぎると表面に埃がついてしまう。
スプレーを話しすぎると、表面が凸凹してしまう。
注意点を守らなかった悪い例がこんな感じです...
遠くから見ればあまり目立ちませんが、近くで見るとざらざらした感じになってしまっています。
3、光沢が出るまで磨く
スプレー後1週間ほど経ったら、光沢が出るように仕上げていきます。
コンパウンドという研磨剤を布につけて磨きます。
こちらも手順はホルツさんのHPを参照しました。
塗り後整えスポンジを使うことでコンパウンド処理を短くすることができます。
注意点
コンパウンドで磨きすぎると、プラサフの色が出てきてしまいます。
そんなに強く磨かなくてもだんだん綺麗になってくるので、簡単に磨いて光沢が出なければもう一度やる。という気持ちで取り組んでください。
あとがき
お疲れ様でした。
スプレーでの補修は失敗が多いとも聞きますが、色さえ合わせればそこまで大きな失敗になることはなさそうです。
修理に出すと数万かかってしまう処理でもあるので、一度経験としてやってみてはいかがでしょうか?
今回失敗したところも、もう一度スプレーを吹く事で綺麗に仕上げることができました!
また、もう一箇所(今度は近くのマックで...)擦ってしまったので修正しました。乾燥時間をきちんと管理することで、かなり綺麗に仕上がりました。
コンパウンド前ですが、必要ないかも...?
(右下の部分がスプレーを吹いたところです)