見出し画像

歳を重ねて思うこと

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

今日は「歳を重ねていく」というテーマでお話しします。

毎年自分の誕生日があって、年を重ねていくのですが、
誕生日のお祝いもいろいろあり、子供の時はとにかく誕生日会が嬉しくて、
クラスでも誕生日会の招待状みたいなのを配って、その子の家に集まっていました。

どのプレゼントあげれば喜んでもらえるかとか、
誰がこういうもの買いそうだなとか、
プレゼント選びから楽しかったです。

みんなと被ってもおもしろくないだろうなと思って、
どういうものを選ぶか話したり、
「みんなで出しあって買おうよ!」ってみんなで一緒になって選んだり、
誕生日はおもしろいイベントって思っていました。

皆さんも同じような経験をしたかわからないですが、そんな経験もしながら、
中学・高校ってなっていくと、お祝いする雰囲気がなくなってきて、
クラスで「おめでとう!」とか言うこともない学校でした。

仲のいい友達同士で「おめでとう!」だったり、「え?お前、今日誕生日なの?」だったり、
ノリというか気軽にケーキを買ったりするようなことは少しありましたが、文化にはなってない感じでした。
その辺りからコンビニが主流になってきて、誕生日に特別にケーキを予約するみたいなことがなくなってきた感じがします。

僕は38歳で、あっという間の1年というか38年なのですが、これからもっと速くなっていくだろうなって感じています。

節目としては、やはり十単位です。

20歳の時、特別な能力がついたり、目の前に神様みたいな人が現われたりするかもしれないと思い、一応、部屋を綺麗にしておきました。
0時になった時に、「ついに運命の日が来た!お前を迎えに来た!!」みたいなことがあるかなと思って準備しておいたのですが、何もなかったですね(笑)

20歳になったらお酒が飲めるとか、タバコが吸えるとか、そういう区切りがあって、
何かやる人もいると思うのですが、僕の周りはそういうことを気にしない人たちだったので、
興味本位でお酒飲んでみたり、興味本位でタバコってどんな味するのかなと試してみたり、興味本位でパチンコもやってみたりとかしていたので、特に何もなくという感じでした。

でも特にどれもはまらなかったし、お酒も何がおいしいかわからないし、タバコも少しは吸ってましたけど夢中になる感じでもなかったし、パチンコはすぐお金なくなるし、このルールやってきたとしても何もワクワクはしないなっていう状態でした。

20歳は本当に特別なものもなく時間が過ぎていって、19歳の364日目と20歳になった1日目という「昨日と今日って全く差ないわ〜…」っていう、
ちょっとガッカリ感というか、「そんなもんか」みたいな感じで、大人の階段を登っていくわけですけど、
大人になって気付いたら21歳、「あ、今日22歳になった?」みたいな感じで、だんだん年齢が上がっていって、
27歳か28歳くらいの時は「26歳だっけ?」「28歳だっけ?」とか思うようになりました。

「親の年齢も何歳だっけ?」みたいな、僕は年の感覚がだんだん鈍くなっていき、
そこから「誕生日なんて普段の一日と変わらないでしょ」と思う時期に入りました。

クリスマスのようなイベント事もいろいろやったりはしますが、
買い物も「わざわざクリスマスの日に行かなくてもいいじゃん」と思ったり、
ケンタッキーのチキンも「普段なら並ばなくて買えるのに、クリスマスになると2時間待ちって、何で他の日に食べなかったの?」と思ったりするようになっていきました。

僕の周りにいる、ものすごい成果志向の人がいて、その人も全くイベント事は気にしないです。

その人より僕はイベント事を気にしてる方ですが、その人が「クリスマスやお正月も普段の日と一緒」と言う人なのに、
誕生日だけはすごく気にしてるんです。
いろんな人の誕生日を覚えていて、「おめでとう」って伝えています。

気になって、僕はその人に「普通の日と変わらないと思うのですが、誕生日を大事にされているのは何でですか?」と聞きまた。

その人が話していたのは、「何となく物事が進んでいっての “おめでとう” って全くおもしろくないし、つまらないし、とても冷めるけど、 “誕生日おめでとう” っていうのは、シンプルにここまで生きてやってきた。そこに尽きるというか、そこだけに純粋に “おめでとう” って感じる。」って答えてくれました。

それを聞いて変に知識とかいろんなものがついて、「普通の出来事にそんな盛り上がって何してんの?」みたいな、ちょっと冷めた空気感から、
「本当におめでとう」って言えるシンプルな1日が誕生日って思えるようになりました。

そして僕もそれを聞いてから、自分自身に対してもしっかりと “おめでとう” を受け取ろうという気持ちと、
本当に一日一日を大事に生きてきて、また一つ桁が上がっていく一日に毎年感じています。

こういう日だからこそ、周りの人に感謝の気持ちがだんだんやってくるようになりました。

最後に年を重ねていく意味だけ話して、終わりにしようと思います。

今、実年齢っていう価値がすごく薄まっています。

「年齢が上だからどうだ!」っていう時代ではなくなってきていて、
実年齢よりもどんな経験をしてきたかが問われる時代になってきました。

なので、年が上だから物事が良くなっていくっていうことは全く感じず、
人生の先輩達も僕の周りにいる人たちは特に、年下の人でも物凄い敬意を払って謙虚に物事を進めていく人たちなので、
特に実年齢関係なくいろんな人と接するのも面白いと思っています。

もちろん、それに甘える気は一切ないですけれども、
年上の人はもちろん大事にしていきますし、年下だからって自分が上から目線になって、おごったような態度を取らないようにと思っています。

まだまだ未熟なので、そう感じさせている時もあるかもしれませんが、
これからも実力時代であり、その実力っていうのはどれだけ自分の長所を生かして人の役に立てるかだと思ってますので、
これからも日々精進して、いろんな人と一緒になってやっていけたらいいなと思っております。

では、いろいろと楽しい日々を過ごしていきましょう!
それではまた!


映像制作FIVE
https://www.five-tokyo.co.jp

職業紹介 BE THE CHANGE
https://be-the-change.work

Side House
https://sidehouse.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?