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現場力
学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。
今日のテーマは「現場力」について。
「現場力」とは、HUNTER×HUNTERでいうとゴンとキルアがナックルとの戦いに行くときの話でいうと
ゴンは、現場判断をする。ある程度は準備をするけれど、最終的には現場判断で、直接起きたことに対して対応していく。
キルアは先読みをして何が起きるか考えながら、計画を立てて万全な状態で戦略を立て勝率を上げていく、という価値観を強く持っている。
もちろん、二人とも両方大事なことだとは思っているんですけどね。
「現場対応」という言葉もあるように、現(あらわ)れる場と書いて「現場」なので、実際に起きているその場での判断なんですよね。
以前、ぼくが看板のデザインの仕事をしていたときの話なのですが、
ビックサイトや幕張メッセって、だいたい毎週なにかしらイベントをやっていますよね。東京モーターショーとか、ライブとか大きなイベントがあったときに何ブースかを担当し
ポスターや販促物をデザインして出力して社内の職人さんみたいな人たちがモノを現場に運び
実際に看板を設置したりポスターを貼ったりしてくれています。
ぼくは「現場」という言葉に対して、「職人さんたちが活躍する場」という認識でいました。
だからぼくは「現場には行かないな」と思っていたんです。
そのモーターショーなどのイベントが始まる前は、その職人さんたちがすごく忙しく、ぼくはデザインをして、出力したらもう終わり!なので、職人さんたちの一歩手前の時期に忙しい、という感じでした。
ときどき手があいていたり、職人さん達の手が足りなかったりするときは、ぼくも現場に行くことがあり「あ、今日は現場かぁ」みたいな。
あまり役に立てていないのですが、多少時間をかければできることもあるので、行くことがあります。
だから現場に行く日と、行かない日がありました。
実際にいろいろな経営者の方に学んで「とにかく現場に行け」って言われるのですが、「現場って何だよ」みたいなことを、最初は思いました。
職場みたいなイメージはありましたが、経営者の方は「今も現場だから」みたいなことを言うんです。
そして「あ、ここも現場なんだ」と、思うわけです。
恋愛でたとえるなら、恋愛をスタートしていく場とか。
ナンパをする人でしたら、ナンパしてる最中がナンパしている人にとっては「ここが俺の現場だから」ってなると思いますし
営業の仕事をされている方なら、社内にいるよりも直接取引の交渉をすることが現場だってなるわけですよね。
経営者の方の現場というのは「経営判断をたくさんしていく」ということ。
価値観を考えたり状況に合わせてっていうのは、社内にいるような状況であっても「現場」になりうることがおきています。
現場にいない感覚を説明すると、メールのやりとりや、あらゆるプロジェクトが動いているなかで、
「みんな、やり取り進んでるな~」
「そう決まったのか。じゃあ、いろいろタスク振られるのかな~」
みたいな、当事者というより一歩引いたところから見ているというか、待ちの姿勢というか。
ある程度現場の経験を積んで、どんな状況になっても対応できるようになっていくと、別のリーダーを育成するために決定権を差し出して
現場で考えてもらうということは、もちろんありますが、
その場合は多少経験値は上がっていくものの、大きな成長はしづらいです。
どんなこともいかに「自分の成長や変化」、「最大限の価値を作り出す要因」にしていくか。
セミナーや勉強会に参加しても、その講師の人のメッセージを自分ごととしていないと「現場にいない」状況になります。
「あぁ、これはあの人のこと言ってんだろうなぁ~」とか、メモはしていても、耳が痛いと思うこともなく、心ここにあらず。
自分が痛く感じている人は「うわ、、自分のことだ。。。」となり、人よりも成長しやすい。
さらに「どういう風に改善していくか?」ということは、セミナーとかだと聞きづらかったりするので、現場ではっきりフィードバックをされてきた方がわかりやすかったりします。
百聞は一見に如かず、ですね。
ナンパする人だったら声をかけた人に直接いろいろ言われた方が、手っ取り早く改善ができる、というお話でした。
どんな場所でも、まずは現場に行って体験してみること。
いつまでも、現場の人の気持ちに寄り添える自分でいたいですね!
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