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考えることと考えないこと

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。


本日は「考えることと考えないこと」についてです。

「鬼に金棒」ということわざがあります。
鬼が金棒を持ったら最強だということですが、
ぼくたちは何かしらの仕組みや道具、条件というものを持っています。
持っているものを活用しながら日々生きています。

「人間だけが唯一、道具を扱うことができる」

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ぼくはその言葉を知ってからは自力で何かやろうとした時に
なかなかうまく行っていない時は「道具を使ってない」のです。

「道具を持ち合わせればいろんなことができる」と
考えられるでようになりました。
しっかり人間の特権を生かせなければと思い、道具を使うようにしてます。

あらゆる仕事も道具です。

仕事で道具を使いながら自分の人生をよくしたいです。
自分にとっての幸せへ向かうために、
あらゆる道具を活用するということです。

でも道具を活用していくときに、最初は考えます。
慣れないものを扱うときは結構大変です。

スマートフォンが普及して、フリックになったときもそうです。
最初はボタンをポチポチと押していましたし、
ぼくはポケベル世代ですので、ポケベル打ちをしていました。
数字を連打することによって文字を表現する形でした。
そこからフリックになって最初は
「どこに何があるのか…」とか考えながらやってました。
新しいパソコンのソフトとかでも、どこに何があるのかと考えます。

「考えながら仕事しろ」とか「考えるのは大事だぞ」という言葉も
何回も聞きますが、それは考えることはとても大事だからです。

ここで考えることの弊害があります。

まず1つは考えるということは自分の頭の中にあるもので考えます。
なので「頭の中にないものは考えることができない」です。

自分を経験してきたもの・見てきたものが記憶となります。

記憶というものは似たようなものを探し出す特性があるので、
考えるというと脳はどこから検索するかというと、
過去の自分の似たような経験から探し出し、
うまくいったものだったらいいですが、違ったりします。

新しいことをやったりとかするときに「考えます」というと、
いい答えが出ないことが多いです。
自分がうまくいっていなかったりすると、
うまくいってない経験から物事が考えられていくので、
うまく行かないということです。

だからこそ「考えます」という発言は効果的ではないです。
自分の実績以上のものは出ないということです。

これから起こる未来に対して、自分の考えというのは
自分の過去を超えるようなアクションが起きないです。
だからこそ人の頭を借りたり、
自分の頭の中にない発想を取り入れることによって、
これからの未来に対して違いが生まれていきます。
だからこそ、「考える」ということはとても大事です。

そういうこともあり、人の知恵を借りて
あらゆることができるようになってきました。
スマホの機能もある一定の量まで覚えてくると
新しいアプリをダウンロードしなくなったり、
ある一定のところまで落ち着きます。

Excelだとしたら、最初はExcelの機能を覚えるために
必死に考えますが、ある程度自分のやれること、
自分の生きていく上や自分が幸せになっていくために
必要な出来事を覚えたらそれ以上でもなかなか覚えないです。

人によってそれは違うし、必要だからこそ覚えていくので、
覚えてしまえばもう覚えなくなります。

携帯の機能も、自分が何パーセントぐらい使えているかわからないし、
Excelも自分の必要な分しか覚えないです。
Excelの持ち合わせている20%程の機能が扱えていれば、
自分を満たされている状態になっていると
もうそれ以上学ばないし、必要がないとなります。

そして必要になった時にまた覚えます。

ただ考えなくなった地点がやってきた時に、
考えなくて楽になったし、考えなくて進化しているあなたです。

そうするとまた仕事が速くなっていって素晴らしいことですが、
この期間が長く続けていくと、
だんだん進化せず満たされている状態になり、
そこに留まる状態になってしまいます。

水は留まるとよどんでいきます。
ぼくは自然の法則を大事にしているからこそ、これがよくわかります。

川は流れているからこそキレイだというように、
水が留まるとよどんでいきます。
人間というのは体のほとんどが水でできているので、
動けば動いていくほどキレイになります。

人も留まるとよどんでいきます。

ぼくは新しいことにとても興味深々だし、新しいものが大好きです。
機能やiPhoneのiOSがアップデートされると、
今回はどんな新しい機能が付いたかといつもわくわくしています。

新しいものをどんどん取り入れていくと、いろんな時短になります。

考えなくなると、さっきの鬼に金棒という仕組みや道具や条件が
人を操作する状態になっていきます。

最初は考えてスマホをいじってますが、考えなくイジるようになってくると
楽になりますし考えなくていいですが、考えないことによって
スマホが人を操作しているのではないか、というときがやってきます。

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ぼくもロトの紋章というマンガを読んでいて、
(これはドラゴンクエストを題材にした漫画です。)
ある戦士のお兄ちゃんが呪われた剣を持っていました。
でもその剣は、呪われてはいなくて、感情のある剣なのです。
だんだん使っていると、その剣が人を操作するようになっていくそうで、
ぼくは小学生ぐらいの時に読み、怖いという印象でした。

これは、仕事とかにも当てはまることがあります。

最初は「よし行くぞ」と言って頑張っていましたが、
だんだん行かされてるのではないかと思うようになりました。
パソコンも自分で操作しているようで、
「手を動かされているのはぼくじゃないか?」という話になってきます。

ぼくは毎日いろんなものルーティン化がすることが
とても好きで楽なのですが、これは「考えなくなった時こそ進化の時」です。
考えなくてやれるようなレベルに持ち上がったのなら、
その考えられることを次のステージに持っていこうと、いうことです。

考えるステージを諦めて、そこで留まってしまうと、
ずっと「やらされ期」に入っていきます。
考えなくてやれることは、とても素晴らしいことです。
その領域に達したならば、考えるべきことを考え、
新しいことを取り入れて、自分のやれるアクションを増やしていき、
自分の自己実現に役立ててください。

考えることと考えないことの大切さについて話しました。
バランスを持って、やっていきましょう。
そうすれば色々出来るようになります。

出来なかったことが出来るようになるというのは、
面白いし、気持ちいいことですので、
やってみましょう。


それでは、また。


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