ステージをUPしていくなら右腕をつくる

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

本日のテーマは「自分の右腕」についてです。

要するに「自分の右腕を作りましょう」ということです。
今後の肝になってくるポイントです。

一生のうちに自分の右腕を何人見つけていくかということです。

まだ見つけていないとはどういうことかというと、
「自分の持っている力を引き継げない」ことです。

まだ若い皆さんはそこまで「自分の仕事を引き継ぐ」という
意識はないかもしれませんが、
いろいろなプロジェクトや仕事をやっていくとき、
自分の右腕を早く見つけて、
自分は扱っている仕事を卒業して次の仕事に取り組んでいく、
そして次のステージに進むことです。

これは任せるということですが、
ぼくもいろいろなプロジェクトを長くやらずにいます。

最初は一番覚えていける量が多く楽しいです。
しかし、技術を覚えていくほど退屈になっていきます。

自分にとって退屈なものが増えるというのは慣れてきた証拠です。
なので早く右腕を見つけて、継承していくことを最優先に考えます。

なにかを始めると同時に右腕を作っていくということです。

自分がやっていることを任せていくと
「仕事を取られてしまう」「注目も減ってしまう」
「目立たなくなってしまう」「必要とされないのではないか」と
守りに入ってしまう人がいます。

こうなると限界がきてしまいます。

そうすると替えもきかなくなります。

「替えもきかない自分」はもちろん大事ですが、
仕事を渡さずに自分のポジションを取っていくというより、
仕事をオープンにして渡していき、かつ
「私はどのポジションもやれるし、新しい仕事をつかんでいける」
「どのポジションに入ったとしても、それなりの結果を作っていける」

自分をそういう状態にしていくために、
この分野ではこの人が右腕、あの分野ではあの人が右腕のように、
似たタイプの人を右腕にしていくのもいいです。

さらによいものになってくると、
自分の右腕もいますが、あなたも誰かの右腕になっていくということです。
そうすればあらゆるものが継承されていきます。

早く誰かの右腕になるぞという意識もしっかりと持って、
仕事やタスクを巻き取っていくとよいです。
「巻き取ります!」というのはめちゃくちゃよいです。

誰かがタスクをやらないで「進めませんか?」
ではなくて巻き取ってしまうのです。

「やっておきますね」よりは「巻き取りますね」がいいです。

アクション的には同じことですが、
「巻き取られている」という認識を相手に持たせてあげます。
そして、組織に「仕事はこうやって取っていくものなんだ」
というのを植えつけていきます。

結果、「巻き取ると仕事増えるじゃないですか」
と思う人もいると思いますが、巻き取ると仕事が減ります。

巻き取っていくと、自分の周りに巻き取る人が増えてくるので、
結果、自分の仕事も減っていき、自分は違う分野で挑戦できます。

「巻き取りますね」といえる自分は、
その仕事をサクッ終わらせることができます。

まずやってしまうことが周りに影響を与えて、
あらゆる人の右腕にもなっていくし、
「巻き取ります」という文化が自分の仕事を巻き取ってくれます。

結果、任せやすいし楽になっていけるし、新しい挑戦ができていけます。

常に受け身にでいると、
自分で仕事を抱え、隠して変なポジションを取って、
“私の役割はこれだ”となってしまいます。

自分の仕事が増えても、同じことの繰り返しで退屈になって成長もありません。
結果、自分がいるそのポジション自体が不要になっていきます。

ゼロベースから新しいものをつくっていくときに、
一番不要なのは、古株のような人です。

自分が仕事を受け渡さなかったがために、
ポジション自体がなくなっていくという残念な結果になっていきます。

巻き取り文化がチームをよくしていくので、
巻き取っていく、さらに巻き取らせるように仕事もしていくと、
ただ「巻き取られた」という被害者ではなくて、
巻き取られたら「ありがとう」と思いながら、
自分はまた他のタスクを巻き取っていくのです。

この巻き取り文化で、
タスクを取り合っていくような世界にしていきましょう。

◆まとめ
・右腕を作っていくこと
・自分が様々な人の右腕になっていく

それでは、また。


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