⑰ハマチ、ハウマッチ?!

近くの業務スーパーで、格安天然ハマチ見つけました! How much? なんと、でっかいくせに一匹580円也。「天然は、養殖より脂がのってないから安いねん」と、子ども談。うちは5人家族ですけど、さすがに一日では食べきれず、二日に分けていただきました。二日目の刺身、一日目より美味しくなってたよ。

さて。不登校あるあるシリーズ第三弾です。「きょうだいも学校に行きたくないと言い出しました。どうしたらいいですか?」。これも、よくありますね。他のきょうだいにはつい、「あなたは学校に行きなさい」と言ってしまっている矛盾。学校に行かないおにいちゃん、おねえちゃんを見て、そのきょうだいも同じ道、不登校を選ぶことが、実はよくあります。

我が家の場合、不登校中の子どもの下に二人きょうだいがいたのですが、なんか学校には行かず日々充実してるっぽい一番上を見て、「いいなあ、自分も同じように学校行きたくないなあ」と、二人共あこがれておりました。私自身、「まあ、どうしても行きたくないとなったら、下の子らが不登校になってもしゃあないな」と覚悟しつつ、でも行けるなら学校に行って欲しいな、と思う自分がいました。

なので、たまに下の二人が「学校行きたくない」という朝があるんですが、割と軽いノリで「じゃあ、休んじゃう?」と言って、体調不良みたいな理由をこじつけて休ませてます。そうすると、一日休んだら気が済むのか、二人共次の日は普通に学校に行っています。そういう時は、あまり深く考えずに「まあ、そういう時もあるわいな」と休ませた方がいいかもしれませんね。

やはり、きょうだいの「なんでおにいちゃん(おねえちゃん)は学校休んでええのに、自分は行かなあかんの?」と言う疑問に、きちんと答えてあげましょう。例えば、「おにいちゃんは、学校に行くと体の調子が悪くなってしまうから、今は休んでるねん。あなたも調子が悪くなるんやったら、休んでもええよ」、あるいは「おねえちゃんは学校に居る人たちと一緒に過ごすのがしんどいから、家で勉強してるねん。あなたもそうなんだったら、家に居てええよ」など。是非、おにいちゃん、おねえちゃんを特別扱いしているのではなく、他のきょうだいにも同じように接してあげて欲しいと思います。その結果、やっぱり不登校をきょうだいの子が選んでも、それはそれでいいと思うんですね。

以前にもお話しましたとおり、学校には行かなくても大丈夫です。何とでもなります。道はいろいろあります。その子どもに合った方法で、その子の好きなコト、得意なコト、やりたいコトを一緒に見つけてあげてください。そして、その子が一番輝ける場所で活躍できるよう、サポートをしてあげてください。

特に、今の日本の教育は問題だらけです。この教育を信じて学校に全てを任せていると、社会に出てから本当に必要な、生きていく力が全く育ちません。そして多分誰も、その責任を取ってはくれません。是非、不登校を選んだ暁には、学校に行かない膨大な時間を活用して、子どもが輝ける時間を取り戻して欲しいと思います。

次回も、「こんな場合どうしたらいい?不登校の傾向と対策シリーズ」をお送りする予定です。


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