⑭鯒(コチ)はこちらの写真

長男、スーパーで鯒(コチ)見つける。もちろん連れて帰って早速捌いてくれました。意外と、卵、肝も煮つけで美味しい。身は下ろした後、昆布〆にして一日寝かすと旨味成分増しまして、更にグレードアップですー⤴

さて。今日は今の日本教育の問題点について、私見を述べたいと思います。子どもには教育を受ける権利がある、と教育基本法で定めておきながら、じゃあ、学校に行かない選択をした子どもたちの教育、どうなってる??

国は、「適応指導教室」という意味不明の箱を各自治体に作らせ、「学校に行かない子はとりあえずここに行ってね、それでゆくゆくはまた学校行こうね」と指導?!してみたものの、当たり前ですけど一向に減らないどころか増え続ける不登校の子どもたち。現場の状況を知ろうともしないお役人さんたち、何のためにこれを作っているんでしょうか?税金、無駄遣い?!

物事を根本から解決するためには、表からは見えてこない、裏にある真の原因を突き詰めて解決しなければなりません。表面上何か取り繕ってみても、結局解決には向かわないのです。例えば、いじめの問題もそうです。いじめている子をいくら注意しても、なぜその子がいじめをしてしまうのか、真の原因を追究して解決しない限り、いじめる子は絶滅しません。

不登校の子どもは、なぜ学校に行かないのか。学校に魅力があって、自分が行きたいと思って選んだ学校であれば、大多数の子どもは行けるはずです。もし合わなくても、他の学校に転校すればいい。そう、他の国にあって、日本に無いのは、学校の選択肢の幅と数です。私の子どもも地元の中学校に通っていましたが、そこが合わなければ、もう不登校になるしかない。圧倒的に、日本では学校を選ぶ余地がなさすぎるのです。

今年、一斉休校になって初めて、オンライン授業に動き出した先生たち。そうせざるを得なければ、人間頑張ってなんとかやります。オンラインなら学校に行かなくても先生の授業をみんなと一緒に受けられる。日本は、困っている人が大多数になって、初めて徐々に動き出す国です。これまで、不登校の小中学生の子ども164,500人がどんなに困っていようが、見向きもされなかった問題に、各地の教育委員会もようやく取り組み始めました。

介護保険も、マイナンバーも、国がやると決めたら、なんとかできました。動き出せば、やるという思いさえあれば、なんとかなる。でも、不登校の子どもがこんなに増えてきていても、根本的な問題の解決に取り組もう!というお役人はいなかった。9月入学だって、最初から国はやる気なかったんです。だから、できなかった。やるって決めちゃえば、きっとできたことです。

私の理想の教育環境は、下記5つを満たすもの、と考えています。

①子どもがいろいろな個性ある学校から、自分で学びたい学校と場所を選べ、いつでも転校できる(最低3校ぐらいは欲しい)

②学校の授業料は、全て無料(大学まで)

③あくまでも主体は子ども、子どもは自由に自分のやりたい勉強をしたり、苦手なところをやり直したり、飛び級できたりする

④子どもが教師を評価し、子どもにとっての良き教育者、あるいはそれを目指している人しか生き残れない

⑤学校も一定のレベル(子どもの満足度)を満たさなければ、淘汰されるしくみがある

やる気さえあれば、できる、と思います。このような環境が日本でも整う日を目指して、活動を続けていきます。

次回は、「こんな場合どうしたらいい?不登校の傾向と対策シリーズ」を始めます。

~今後のアップ予定~

「こんな場合どうしたらいい?不登校の傾向と対策」「皆さんからのご質問に対するQ&A」などなど



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