通所介護はコロナ時代をどう生きるか③

こんにちは😃コッシーと申します。

愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。

さてさて一昨日の続きで通所介護の生き方シリーズ第3弾でございます。

【減収の未来をどう変えるか】

コロナ時代の中で何もしないまま休業することになってしまったら当然減収になりますし、厚労省の通達通り訪問に切り替えたとしても結局減収の未来が待っている。となると一体どうするれば良いのでしょうか。現時点でうちの事業所が考えている事をお話しさせていただきます。ただあくまで″考えている“だけですので、実際うちの事業所が行うかは不確定ですし、コロナウイルスの状況次第ではあっさり変更いたしますのであしからずご了承くださいませm(_ _)m

【休業補償をあてにする】

以前名古屋市長より緑区及び南区の通所介護事業所等に対して2週間ほどの休業の要請がありました。休業に応じた事業所に対し、その間の本来得られた介護報酬全額を補償すると名古屋市から通達がありました。計算方法や詳しい基準などは分かりませんが、休業に対してある程度の補償はある模様です。今回は休業要請自体もまだされていませんので、補償云々の話は全くありませんが、名古屋市の実績を例に見ると、仮に休業要請があった場合はある程度の補償は見込めるかもしれません。それを前提にし、目の前の出来る事をこなしていく、具体的に言うと訪問に切り替えサービスを提供するというカタチも対策の一つと言えるかもしれません。ただ休業補償に関しては各都道府県で金額や考えた方が違いますので、100%実施されると思って動くと痛い目を見るかもしれません。

【新規を受ける】

別の増収の方法として、新規を受けるという方法もあるかもしれません。ただこれは元々通所介護の事業所が休業要請を受けて訪問に切り替えたからと言って既存の利用者だけではなく、新規の利用者を受けて良いかの見解が確認できておりませんので、もしかしたら受けれないかもしれません。ただ準備はしておくといざという時にスムーズに受ける事が出来ると思います。

【ケアプランの変更をする】

特に介護度が高い利用者さんなどは、1回の訪問でのサービスでは不十分な可能性が考えられます。そこでケアマネジャーと相談し、1日数回の訪問を実施するか、もしくは利用日数を増やすかなどの検討をするのも良いと思います。これに関しては、あくまでケアプランが前提となりますので、プラン上回数や日数を増やす必要があれば問題ないかと思われます。

【何度も何度も言いますがとにかく準備が重要】

上にあげた対策は現段階で実現できるかは全くわかりません。机上の空論に終わってしまう可能性はもちろんあります。ですが、以前より何度も何度もくどいように言っていますが、大事なのは来るべき日に備えて準備をする事だと思います。とにかく思考を止めず考え続ける、それが有事の際には非常に重要です。

現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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