長い長い1日(中編)

こんにちは😃コッシーと申します。

愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。

本日の記事は前回の続きとなりますので、前回を読まれていない方は先にそちらをお読みください。

【前回までのあらすじ】

微妙な微熱が続いている入居者のAさんでしたが、ついに喘鳴が聞こえ始める。かかりつけ医に電話で連絡しその事を伝えると、「すぐに連れてきて!コロナかも!」と電話越しにも分かる緊迫感。コロナ感染、クラスター、職員自宅待機、閉設・・・様々な問題が脳裏に浮かびながらAさんを連れてかかりつけ医の元へ向かい、ここから僕とAさんの長い1日が始まったのでした。

【診療所では既に臨戦態勢】

かかりつけ医の診療所に到着したのが4/5 9:00頃。診療所の入り口にはこんな張り紙がありました。

「救急の患者様の対応のため、現在は診察に対応できません。お薬の定期処方の方はこちらまでご連絡ください」

・・・僕らのせいで他の患者さんが診療を出来ないと思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。恐る恐るドアをあけると、看護師さんが待ってたとばかりすぐに診察室に案内してくださいました。先生にAさんの特変記録(この間の様子をまとめた記録)を渡し、状況を簡単に説明すると、もうぼくは用なしで待合室でおとなしく待っていました。想像以上の厳戒態勢にコロナかもという実感がじわじわ沸いてきて、どんどん不安になり変な汗をかいていたと思います。そうこうして1時間くらい経った頃、診察室に呼ばれました。先生から説明されたのは以下の通り。

・気管支炎の疑いがありそのの場合は熱が無くともコロナを疑うとのこと

・保健所に連絡すると発熱外来がある市民病院に連絡してすぐに受診しろとのこと

・市民病院に連絡し紹介状を作成したから今から行ってくださいとのこと

「発熱外来」というパワーワードにますます不安が募りましたが、苦しんでいるのはAさんです。泣き言なんて言ってられません。先生から紹介状を受け取り僕らはすぐに市民病院へ向かいました。

【意外と普通の対応の市民病院】

市民病院に着き、とりあえずAさんには車で待機してもらい救急外来の受付に行きます。コロナの疑いがある以上他の患者さんと同じスペースにはいてはダメだろうと思い、「〇〇クリニックからきました。気管支炎の疑いのある患者ですが、どちらの入り口から入れば良いですか?どこかで待機した方がよろしいですか?」と受付で尋ねると「こちらで大丈夫ですよ。連れてきてください」とあっさり言われました。Aさんを連れてきて受付を済ますとさすがに隔離されるだろうと思っていたら、みんなと同じ待合室で待ってるように言われました。待合で待っているとすぐに診察室に呼ばれました。Aさんの状況など説明し先生からレントゲンとCTと念のため採血をしましょうと言われ、レントゲンとCTを撮り採血をした後、あまり食事を摂れていないという事で点滴をするとのことで、Aさんは他の患者さんもいる救急の処置室に連れていかれました。3時間ほどの点滴をしてる間に検査結果が出るとのことで、検査結果が出るまで待合で待っていました。診療所の緊迫した雰囲気とは打って変わり普通の対応に拍子抜けをし、(これはコロナじゃないかもなぁ・・・)なんて呑気に考えていた僕を一気に不安にさせる出来事がおきます。その出来事とは・・・!?

(まさかまさかの後編へ続く)

文章力が無いせいでまとめきれず申し訳ありませんがあと1回だけお付き合いくださいm(__)m

現場からは以上です。それではまた。

コッシー


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