面接に関するいろいろな話

スタッフが腱鞘炎防止にしているサポーターが何かしらのプロっぽくて密かに憧れています。#中二病

こんにちは、コッシーです。


さて、現在うちの会社では福祉用具の営業、営業アシスタント、ヘルパー、調理補助、運転手と多職種の求人募集をしております。

ありがたい事に応募が多数ありまして毎日面接をさせていただいています。

今まで数多くの方と面接をさせていただきましたが、それでもいまだにこちらの想定を上回る方々がおり、毎度いろいろと勉強させていただいております。


先日の話ですが、面接前日まで本当に普通にやり取りしていた方がいました。面接日時や面接場所、持ち物等々を電話で連絡をして、「では明日よろしくお願いしますね」となったのですが、当日来ませんでした。

約束の時間になっても待てど暮らせど来ませんでした。約束の時間から15分ほど経過してから携帯電話に連絡を入れましたが出ませんでした。

そのまた10分後くらいにも連絡をして、今度は留守電に「一度連絡ください」とメッセージを入れましたが、返事はありませんでした。

メールアドレスも知っていたので、「面接に来られませんでしたが、何かあったのでしょうか。辞退をされるのであればご一報いただきたかったです。」とだけ送りました。

絶対返事は来ないだろうな、と思っていましたが、なんとその3日後くらいに返信がありまして、「すみません、今気付きました」とだけ送られてきました。

もう言葉足らず過ぎて意味が分かりません。何に「今気付いた」のでしょうか?僕からの連絡に?面接すっぽかしたことに?それとも自分の犯した過ちに?

もし1番最後の理由ならば見どころがあるかもしれません。#いや無いだろ

別に面接を辞退してくれても全然良いのですが、連絡くらい欲しいもんです。社会人いや人としての最低のマナーだと思います。あなたを待っている人の時間を奪っている事に気づいて欲しいです。#僕の時給は高いよ

まぁドタキャンをする人を採用することはないので、ドタキャンしてくれて逆に良かったと言えます。#超ポジティブ解釈


また、こういう方もおりました。

福祉用具の営業アシスタントに応募された女性の方で、電話の対応はめちゃくちゃ良くてとっても好印象だったんです。

面接前には、一緒に面接する後輩に「多分この人で決まると思うよ。電話の感じはめちゃくちゃ良い感じだった。僕の長年の経験からするとこういう人は仕事が出来る!」と豪語していました。

面接きた方は金髪にジャージ姿でした。

え?金髪?は?ジャージ?え?は?なんで??

何度も目をこすりましたし、自分の頬を叩いたりしましたが残念ながら現実でした。

外見だけで人を判断は出来ませんが、内面が分からない以上ある程度外見で判断するしかないと思うんです。

もし金髪ジャージがご自身のポリシーであり譲れないモノだったとしても、企業側が金髪ジャージの自分を見てどう思うかを全く考えれていません。つまり相手の立場で物事を見ていません。それは優しくないと思うんです。

いくら良い子だったとしても残念ながら採用は出来ませんでした。

「絶対この人で決まる」と豪語してた僕に後輩から「どんまいっす」と慰められました。#優しさが逆に辛い


今まで100人以上と面接をしている僕でさえ、驚くような人が世の中にはまだゴロゴロしているのです。本当に面接はいつも発見を与えてくれて勉強になります。


さて、最後に今日後輩に注意したことをお伝えさせていただきます。

本日最後に面接した女の子が、多分緊張もあったと思いますが声が小さくて少し暗い印象を受けました。

こちらの質問に対する受け答えもしっかりしていたとは言えず、残念ながら採用は厳しいかなと思っていました。そんな女の子に後輩がこう言いました。

「○○さんはもう少し元気を出した方が良いと思います。明るくハキハキすることで印象も変わると思うので、そこを直した方が良いですよ」

女の子は「すみません…」と小さい声をさらに小さくして答えていました。女の子が帰ったあと後輩に注意をしました。

僕が考える面接というのはあくまでその人の適性を判断する場であって、その人を指導する場ではないと思うんです。

仮にその人のこういうところを直したらもっと良くなるのになーっと思ったとしてもそれはあくまでもこちら側の主観であって相手側はそれを指摘されることを全く望んではいないと思います。

相手が欲しいのは内定であり、間違ってもアドバイスなんて求めていないと思います。ましては不採用にするのなら尚の事大きなお世話です。

だから不採用にするのであれば余計な事は言わずにただただ結果だけをお伝えすれば良いのです。


そんな話を後輩にしました。後輩は「分かりました。以後気を付けます」と僕の言う事を分かってくれたようでした。

ただ、その後に「でも」と続き、

「コッシーさんも『金髪とジャージはやめた方が良いと思う』って指摘してましたよ」と言われました。

うん、僕も気を付けたいと思います。


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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