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運転手ってすごい

決して甘く見ていたわけではないし、下に見ていたわけではないけど、どこか「たかが運転」という思いがあったのかもしれない


デイサービスの送迎車であるハイエースの運転をした

もちろんぶっつけ本番で利用者を乗せるわけにはいかないから、事前に練習のために利用者を乗せず送迎ルートを運転した

運転席に座ると自分の想像以上に車体が大きい事を感じた

ちゃんと法定速度を守っているのに、いつもよりも速く感じる

内輪差も結構あるため曲がる際にはかなり気を使うし、狭い道路で対向車とすれ違う時などは本当にドキドキする

利用者を乗せていない無人の状態でもこんな調子だ

利用者を乗せた時のことを想像すると冷汗が止まらない

運転手のみんなは毎日こんな思いをしながら運転をしていると思うと本当に本当に頭が下がる

人手不足から運転手を買って出たが、運転業務の大切さと運転手の大変さを知る事が出来てそれだけでも運転手をやろうと思った甲斐があった


…うん、もうこれだけで充分な気がする


今まで知らなかった運転手の気持ちを理解しただけで大きな成果をあげたと思う

うん、絶対そう

そうに違いない

だからもう運転はしなくて良いと思う

べ、別に怖いわけじゃないんだからねっ!



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