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理想の上司

最近、漫画『島耕作シリーズ』を読みまして、その仕事が出来る姿にも強い憧れを持ちましたが、そんなことよりも何であれほどまでに女性にモテるのかを教えて欲しいと思いました。#20代から60代までずっとモテてる

こんにちは、コッシーです。


さて、僕はこう見えて一応介護事業部の統括責任者をやらせていただいておりますので、働くスタッフ達から見ると『上司』になります。

会社勤めしている人たちにとって上司の存在は本当に重要だと思います。上司の考えや教育方針等で自分の会社人生は大きく変わってしまいます。

たとえ困難な仕事でも頼もしく信頼できる上司となら前向きに取り組めると思いますし、単調で簡単な仕事でも上司とそりが合わなかったら嫌になります。

個人の努力ももちろん必要ですが、職場に理想の上司がいるかいないかでその人の成長具合は大きく変わるような気がします。

僕も上司の端くれですからやっぱりスタッフ達から理想の上司だと思われたいと思うわけで、スタッフたちが「コッシーさんが上司で良かった」と思ってくれるよう頑張っていかないと思う次第です。

しかし自分が考える理想の上司が部下にとっての理想の上司とは限りません。そこで一般的に言われる理想の上司をネットで検索してみると、大手保険会社の明治安田生命さんが一般に向けて『理想の上司』アンケートを実施されていました。


2020年のアンケート結果を見ると、男性部門の1位がタレントの内村光良さんで女性部門の1位がアナウンサーの水卜麻美さんでした。

なんとお二人ともこのアンケートでは5年連続1位を獲得してるみたいで、どうやら理想の上司と言えばこのお二人が定番のようです。

主な選出理由を見ると、お二人とも【親しみやすい】【優しい】がトップの理由にランクインされており、他に内村さんは【頼もしい】、水卜さんは【明るい】などの理由が入っておりました。

このアンケートから見るに、世間一般の理想の上司とは『明るく親しみやすく優しくて頼もしい人』だと考えられます。テレビで拝見するだけですが確かにお二人ともそんなイメージを持つことができます。

勤務形態にも寄りますが、仕事は割と長時間働くことが多いと思います。正社員ともなると1日8時間週5日を会社で過ごすことになります。下手したら家族や恋人よりも長い時間を過ごすことになります。長時間過ごすならやっぱり親しみやすい上司の方が良いに決まってます。

強烈なリーダーシップを持ってみんなを引っ張っていく上司は頼もしくもありますが、世間的にはそれよりも自分に寄り添い優しく接してくれる上司の方が望まれているようです。

やっぱり仕事にチームワークは大切ですがら、同じ職場の上司や部下とはお互いに信頼し合える関係を築くことが重要だと思います。

どちらとも変に気を使い過ぎたりおべんちゃらを言うのではなく、適切にコミュケーションが取れて協力し合って仕事ができるのが1番良いのではないかと思います。


何をもって親しみやすいと言うのかは難しいですし、優しさや頼もしさは他者が感じることですから、僕がスタッフ達からどう思われているかは分かりません。

でもスタッフの僕に対する態度や発言から推察するに、何となくですが親しみを感じているのではないかと思いますし、それとなくですが信頼をしてくれていると思っています。

しかし、僕としてはそれだけでは本物の『理想の上司』ではないんじゃないかと思っています。親しみや優しさだけじゃなくて上司としてもっと大切なモノがあると思います。


それは『食』だと思います。

今「は?何言ってんのお前?」と思った方、最後まで僕の話を聞いていただきたい。

人間は生きていくためには食べる必要があります。食事を摂らないとどんなに偉い人でもどんなに強い人でも死んでしまいます。だからどんな人にも等しく『食』は大切なんだと思います。

ほら意中の男性を射止めるには胃袋を掴めって言うじゃないですか。だからスタッフからの信頼を得るためにも『食』がとても重要だと思うんです。

うん、そのブラウザーを閉じようとしている手を止めて、もう少しだけ僕の話を聞いてください。


いくら『食』が大切だと言ってもスタッフ達の朝昼晩のご飯を全て提供なんてできるわけありません。そんなことしたら理想の上司になる前に破産して死亡の上司になってしまいます。

じゃあどうするか。簡単です。毎日の食事ではなく、要所要所を抑えれば良いと思います。つまり『差し入れ』です。

ちょ待てよ!もうちょっとで終わるのでマウスからゆっくりと手を離してください。

一口に差し入れと言っても有名なスイーツや高級なお菓子を買うだけでは意味がないと思います。確かに味は美味しいかもしれません。しかしそこに心は籠っているのでしょうか!

やはり差し入れするなら手作りだと思います。誠意を込めて一生懸命作ることで親しみが伝わり信頼に繋がるんだとそう信じています。


というわけで前置きが大変長くなりましたが、スタッフに手作り差し入れをしたんです。今まで差し入れは何度もしてきましたが手作りはおそらく初めてだと思います。

一体僕が何を差し入れたのかと言いますとローストビーフです。

昔から僕のnoteを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、僕の唯一の趣味はローストビーフを作ることです。僕と言えばローストビーフ、ローストビーフと言えば僕です。

実は僕がローストビーフを作るのが好きだという事はスタッフ達にも周知の事実でありまして、前々から食べてみたいと言われておりました。

なかなか作っていく機会がありませんでしたが、昨日のお休みについに腕を振るったわけです。

スタッフみんなに美味しく食べてもらいたい、ただそれだけを想い一生懸命ローストビーフを作りました。

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どうですかこの出来栄え。美味しそうでしょ。

スタッフ達は僕からの愛を込めたローストビーフの差し入れに「え?なんでローストビーフ?」と困惑した様子でしたが、それでも喜んでくれました。

この最強ローストビーフでスタッフから『理想の上司』と思われる事間違いありません。


でも一口食べる度に「美味しい?ねえ美味しい?」って聞いてくるウザいヤツは理想どころか最低の上司に間違いないと思います。

…はい、気を付けます。


それでは良い日曜日を。

コッシー

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