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話し上手は聞き上手

スタッフから「コッシーさんって『なるほど』が口癖だよね」と言われ、「そんな事ないでしょ」と否定したら、「いや口癖って自分では気づかないもんだよ」と言われて「なるほど」と口に出してしまいました。#誘導尋問だ!

こんにちは、コッシーです。


さて、うちの会社では夏季冬季のボーナス時期に人事評価を行います。その際に全正社員と僕は面談をすることにしています。

僕がその職員をどう評価しているのか、またその評価理由を説明したり、半年間どうだったか、今後の目標はどうするのか、会社や職場に対して不満や思う事はあるかなど特にテーマは設けずいろいろな話をします。

毎年行っているためもう恒例行事となっており、職員によっては僕との面談までに自分の言いたい事をまとめてきたりする方もいれば、「今年は話ことありませんよ」と言う職員もいます。

いずれにせよ、職員と二人で腰を据えて話す機会は普段はなかなか無いため、正社員全員と面談するのは大変ですが、どんな話を聞けるのか毎回楽しみにしています。

話し上手は聞き上手と言われますが、相手の話を聞けば聞くほど相手の人となりを理解することができ、この人は何を求めているのか、どういう言い方を好むのかなどが分かった上で話をするため上手に聞こえるのだと思います。

僕も面談の際はなるべく聞き手に徹するようにしています。僕はこう見えて結構聞き上手でして、相手のどんな話に対してもとりあえず否定をせず受け止めています。

そうする事で相手がより本音を僕に話してくれるように思えます。相手の本音を知る事で相手が僕に対して何を求めているのかなどが分かり、それに沿った対応が可能となります。

ただ問題が一つありまして、僕は相手の話を聞く事も好きですが、自分の話をするのがもっと好きなんです。そのためいつも面談では、序盤はしっかりと相手の話を聞いていますが、後半は「俺のターン!」と言わんばかりに自分の話をしまくります。

もちろんちゃんと相手の事を考えて話をしていますが、自分で言うのも何ですが、まぁ話が長い。年を取れば取るほどいろいろな経験が積み重なり、それにより話の引き出しが増え、ついつい長話になってしまいます。

最初は「うんうん」と僕の話を聞いてる職員も、最後の方には死んだ魚の眼をしている人もいます。

その眼を見て、「あ、またやってしまった…」と反省を繰り返しています。#成長しろ!


うちの会社の正社員は25名おりまして、全員面談をするためにはなかなかの時間を要します。

先日なんて1日7人の職員と面談をいたしまして、朝8時から始まり最後終わったのが21時半でした。聞き手に徹すると言いながら、結構しゃべりまくっていましたので、これが本当のしゃべくりセブンだと思います。…座布団全部持って行ってください。#全然話し上手じゃねぇ


そんな面談がようやく全て終了しました。もちろん僕の話だけではなく職員の話をいろいろと聞くことができとても実りある面談だったと思います。

会社や事業所に対して要望をした職員もおりますし、自分の部下の処遇を上げて欲しいと訴えてきた職員もいます。

全ての要望や希望を叶えることは難しいですが、職員一人ひとりの想いを把握することはできましたので、今後の事業運営に考慮していきたいと思います。


僕は話し上手ではありません。自分の話ばかりしてしまいますので聞き上手でもないかもしれません。

それでも職員の話を聞くのは好きですし自分の話をするのはもっと好きなので、【話し好きは聞き好き】のスタンスでこれからも職員の話をいっぱい聞いて職員に僕の話をいっぱい聞かせたいと思います。



現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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