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【すまスパ】朗読回~誕生~

マブダチの着ぐるみと企画をやっております。

作成に時間はいただきますが、二人とも頑張って創作しますので皆さまからのお題を待っています。

こんにちは、着ぐるみの無茶ぶりにマジで抗議したいコッシーです。
#王毅将軍はないやろ


さて、本日のすまいるスパイスは朗読回です。『誕生』をテーマに寄稿された作品を納豆ご飯さんそしてピリカさんが朗読されました。ちなみに今回のテーマを決めさせていただいたのが私コッシーです。


まずは、樹立夏さんの【エンブリオはただ前を向いて唄う】を納豆ご飯さんが朗読されました。

この【エンブリオはただ前を向いて歌う】は『胚培養士』という体外受精や受精卵の培養などを行うとても難しくそして尊い仕事を通じて主人公芽衣の心の成長を描いた美しくて素晴らしい作品です。
主人公の揺れ動く感情を表現するのはとても難しいと思いますが、芽衣の迷いや葛藤そして喜びを納豆ご飯が見事に朗読されています。
僕は納豆ご飯さんの朗読を聴いて本当に感動しました。樹立夏さんの素晴らしい作品に”声”という生命が新たに吹き込まれたように感じました。そういう意味では納豆ご飯さんは朗読界の『胚培養士』なのかもしれません。
#どういうことやねん
#でも本当に素晴らしかった


次に、吉穂みらいさんの【タケナワモールワラシ】をピリカさんが朗読されました。

廃業が決まり20年の歴史に幕を閉じる『タケナワモールKITAGAWAYAきたがわや』。最盛から凋落していく地域百貨店の悲壮な様子と従業員として”誕生から終幕”までモールと共に過ごした主人公奈津子の切なくも温かい心情がこの【タケナワモールワラシ】には描かれています。朗読されたピリカさんの声に哀しみや切なさ、そしてさわやかさが帯びているように感じました。
従業員たちのやるせない想い。最後に百貨店にお礼を言うワラシの優しい想い。奈津子の前を向く清々しい想い。その全てをピリカさんの声が包みこんでいました。
もう『タケナワモールPIRIKAピリカ』と呼んで良いんじゃないかと思います。
#どういうことやねん
#でも本当に素晴らしかった


今回のピリカ文庫は5月に行われた文学フリマ東京にて、直接オファーをさせていただきました。
ピリカさんから『指令書』を受け取った時はその責任の重さから僕に選べるんだろうかと不安に思いましたが、(割と序盤に)樹立夏さんにお会いした瞬間に迷いなく指令書をお渡しさせていただきました。
そしてピリカさんも迷いなく吉穂みらいさんに指令書を渡されてました。
多分、二人とも直感だったと思いますが、その直感は大正解だったと自負しております。
お二人とも本当に素晴らしい作品を書き上げてくださいました。こんな素敵な作品を読めるのは指令書を渡した僕らのおかげだと思います。本当はお礼を言って欲しい気持ちですが、それはいりませんので今回の朗読を聴いてください。そして朗読を聴いたら、お礼を言ってくださいね。
#結局言うんかい

でも本当に素敵な作品だと思います。冗談抜きで是非是非聴いてくださいね!


毎週土曜日はすまスパの日。またお耳にかかります。

それでは。
毎度お題を考えるピリカさんは本当にすごいと思ったコッシーでした!


#すまいるスパイス
#ピリカ文庫
#誕生
#樹立夏さん
#吉穂みらいさん

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