訪問自粛の時に出来る準備(後編)
こんにちは😃コッシーと申します。
愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。
さて、本日は前々回、前回の続きとなりますので、先にそれらをお読みいただけると幸いです。
【さらっとおさらい】
新型コロナの影響により営業を自粛している福祉用具貸与事業所において、管理者T君が考えたのは【手すりの1本無料キャンペーン】。自粛明け後期間限定で住宅改修における手すり工事の1本目を無料にしますというとても良い案だったが、【期間限定】というのがあまりよろしくないと却下した。そして僕が考えた案とは!?(毎度毎度説明ベタで本当に申し訳ない)
【好きな時に使える】
期間限定のキャンペーンというのは、キャンペーン終了後にそのサービスが必要な方がいたとしても使用することが出来ません。
また、期間限定という意識から本当は必要ではない方にとりあえずで使用してしまう可能性もあります。
それらを踏まえた時に考えられる方法として、【ギフト券】があると思います。
例えば、【手すり1本無料で付けられる権利】というチケットをケアマネさんに配布します。ケアマネさんはそのチケットを必要な方に必要なタイミングで行使できるとしたら、上記のような問題は生じないように思えます。
配布枚数を調整すれば、最大でどのくらいコストがかかるかも分かりますので予算も組みやすくなります。
【チェックシートに添付する】
また、チケットを家屋調査表みたいなチェックシートに添付し、手すり1本取り付ける際に家屋調査も併せて出来ますよ的なカタチを取る事で、ご利用者にとっては自宅の不安箇所や安心箇所(ここ重要!)を知る事ができ、こちらとしては、さらなる住宅改修工事が見込まれる可能性が出てきて、両者にとってウィンウィンちゃんです。
ただもちろん本当に工事が必要な場合のみで、不必要な工事を無理やり営業しても後々の仕事に支障が出てくるだけですので、ここは注意したいところです。
さらに、追加の住宅改修工事が見込まれるのであれば、手すり工事の業者に普段よりもお値打ちで取り付けてもらえるよう交渉もしやすいように思えます。
【本当に手すりが必要な方とは】
手すりが本当に必要な方というのは、現状ご自宅で生活を送るのに何らかの不安や支障がある方が多く、もしかすると手すりだけではなく、杖や歩行器または電動ベッドなどの必要性がある方もいるかもしれません。そこの見極めそして提案に結び付ける事も可能になります。(くどいようですが不必要な提案は絶対にしない)
【自粛期間中でも動ける】
もっと言うと期間が定められていないギフト券であれば、今の自粛期間中でも動くことができます。
訪問する事がさすがに難しいかもしれませんが、例えばお手紙を送る事も出来ますし、PDFにしてメールで送る事も可能となります。
【完全に西野イズム】
ざっと上げただけでもギフト券によるメリットがこれだけあります。もちろん詳細をつめていくとデメリットも出てくるでしょう。ただ検討する価値は十二分にあるように思えます。
さて、長々と3日間に渡り記事を書いてきて、さも自分で考えた事のようにお話しておりますが、これら全ては完全にキングコング西野さんの受け売りに過ぎません。
ギフト券なんて発想は完全に飲食や美容の事前販売の考えをパクっただけですし、パクらなくてもそれくらいのアイデアは少し考えれば誰でも思いつくと思います。
西野さんも良く言われておりますが、アイデアに1円の価値もなくて大切なのは行動する事です。考え行動し結果を検証しそしてまた行動する、それが最も重要だと思いますので、この【手すりギフト券】の実現に向けて行動していきたいと思いますので、進捗などをまたこちらでご報告させていただきます。
現場からは以上です。それではまた。
コッシー
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