通所介護の未来(前編)

こんにちは😃コッシーと申します。

愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。

このnoteは僕が介護現場で感じた事、経験した事、ある問題に対してこういう施作を行ったらこういう結果になったよという僕の経験談を書いていき、皆さまのビジネス等の参考になったら嬉しいなという思いでやっております。

今日は「通所介護の未来(前編)」というテーマで書いていきたいと思います。

さて、通所介護の未来なんて言うと大それた話になってしまいますが、今日お話したい事はそんな大きな話ではなく、1年後くらいに通所介護はこうなりそうだから、今のうちからこういう事をうちの事業所ではやっているよ、という話をしたいと思います。

【介護事業は介護報酬が全て】

介護事業を運営する上でとても重要となるのが介護報酬です。その点数で全てが決まってしまうと言っても過言ではありません。というわけでまずは通所介護の介護報酬が次回どのようになるか予想をしたいと思います。

【現在は介護度が高いと報酬が高くなる】

これはあくまで僕の個人的な予想になりますので、実際はどうなるか分かりませんし間違ってるかもしれません、ということを前提にお話しさせていただきます。現在の介護報酬では介護度によって単価が決まっており、介護度が高ければ高いほど報酬が高くなる仕組みになっています。つまり利用を受付した時点で概ねの介護報酬は決まっています。よって多くのデイサービスは要支援よりも要介護を受けたがりますし、要介護の中でもより介護度が高い方を受けたがる傾向にあります。利用者1人当たりの単価が全然違ってきますので当然です。

【介護の中身は報酬につながっていない】

そして現在の報酬では言葉は悪いですが、どのような介護をしようが報酬にはあまり影響がありません。(厳密には加算等があるので若干影響がありますが)。もっと言うと一生懸命頑張ってリハビリをしてご利用者の介護度が下がると単価が下がってしまうという矛盾が生じています。

【評価が重要となる】

次回の介護報酬ではこのあたりが考慮され【評価】が重要視されるのではないかと考えています。介護の中身が問われる時代がやってくると思います。

少し長くなりそうなので、実際にうちの事業所がこの未来に向けて現在取り組んでいる具体的な施作を次回お話ししたいと思います。

今日のポイントは通所介護の次回の介護報酬改定では【評価】が重要となる、と覚えておいてください(あくまで僕の勝手な予想です)。

現場からは以上です。

それではまた。


コッシー

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