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行動する人は偉い

「女性は簡潔に話すことができない」という森会長に「黙りなさい」と簡潔言ったナタリー・ロワゾー欧州議員がこの件のMVPだと思います。

こんにちは、コッシーです。


さて、昨日介護報酬改定の勉強会と言う名の『コッシー先生により介護報酬改定セミナー』を行いました。

多忙な現場スタッフに時間を割いてもらうわけですから、そこはしっかりと今回の介護報酬改定に関して理解をしてもらえるように、前々から結構準備をしておりました。

全体をダラダラ説明したところで理解は難しいと思います。しっかりと重要なポイントをピックアップしそこを噛み砕いて誰にでも分かりやすく説明する必要があります。

そのためにはやはり全体を把握しないとどこが重要かは分かりません。厚生労働省から発表された膨大な情報を読み込み整理しポイントを抽出してポイントを深堀してまとめる、という作業を本当に結構な時間をかけて行いました。

事前にしっかりと準備をしておいたので、セミナー当日はどう話そうかなーっと考えるだけで結構余裕しゃくしゃくで過ごしていたんです。たとえ間違えたとしても同じ会社のスタッフ達ですから、そこは「ごめんね(ペロ)」と可愛く言えばきっと笑って許してくれます。

セミナーは17:30から開始予定でしたので、午前中なんて「早く始まらないかなー」なんて思うくらい緊張のかけらもない状態でした。

しかしこういう余裕をかましてる時に限って予想だにしていないことが起こります。


お昼休みに参加予定のスタッフに会ったので「今日よろしくねー」と声をかけたんです。するとスタッフがこんなことを言いだしました。

「お願いします。あ、なんか外部のケアマネさんが4人くらい参加したいって言っていたので誘っておきましたから」

「そうなんだ。了解でーす」

スタッフにはサラッと言いましたが、内心は「ききき聞いてないよー!」でした。身内のスタッフだけだと思っていたので安気に構えておりましたが、外部のしかも介護の知識に長けているケアマネさんが参加となると、全然気構えが変わってきます。

一気に緊張感が増してきました。

セミナーが夕方からなので、午後からはその前にnoteの記事でも書いちゃおうと思っていましたが、状況が変わり、再度資料を見直したり、セミナーをどう進めるかをシミュレーションしたりしました。


そしてセミナーの時間を迎えます。参加者はうちのスタッフが20名と外部のケアマネさんが8人…って倍になってるやないか。

とにかく30名弱の方々の前でご説明させていただきました。

しっかりと事前に予習をしていましたのでセミナーが順調に進めることができました。しかし途中である1人のケアマネさんから僕の解釈が違うんじゃないかと指摘されました。

その方の説明を聞くと、確かに僕の解釈が間違っているように思えました。そういう時は下手に言い訳をしても仕方ありません。素直に間違いを認めて謝れば良いのです。間違いは誰にでもあることです。

「申し訳ありません。僕の解釈が間違っていました。指摘していただきありがとうございました」

そのケアマネさんはとても良い方で、「いえいえ、確認できて良かったです」と言ってくれました。

その後は特に問題なくセミナーを無事終えることができました。


今回のセミナーですが、スタッフ達に介護報酬改定のポイントを理解してもらう目的はもちろんありましたが、それと共に僕が理解する目的もありました。

やはり何か知識や情報などをインプットする時にはアウトプットする場を設けた方がよりその事柄を吸収しようとします。

今回の場合で言うと、僕は職員に説明し理解をしてもらわないいけないため必死で勉強しました。これがもしセミナーの場が無かったのならこんなに必死に勉強しなかったでしょう。自分の考えを発表する場があったからこそより深く知識を得ることが出来たと思います。

さらに言うと、僕は結構時間をかけて勉強しましたが、それでも指摘されたり、間違っていたりするわけです。

多くの人の前で間違いを指摘されることはやっぱり恥ずかしいです。特に僕は立場がある人間なので「おいおいそれで統括責任者とか言うなよ(笑)」なんて思われてしまう可能性もあります。

でも僕はそれがとっても大事だと思います。そういう経験をすることでより深く知識を深めることができますし、二度と間違えないように努力をすると思います。


もし今、失敗することや恥をかく事を怖れて行動をしない人たちは成長の機会を逃してしまっているかもしれません。少しずつでも一歩ずつでも良いと思いますので、頑張って動きましょう。

でも勇気を出して行動をしても思うような結果を得られない事もあるでしょう。そんなあなたに周囲から「何をやってるんだ」「早く結果を出せ」という声があるかもしれません。

でも大丈夫です。たとえ結果が出なくても行動したその経験が後の成長に絶対に繋がります。周囲の声は関係ありません。自分を信じてこれからも行動してください。行動出来る人が1番偉いと思います。

僕はそんな人をやっぱり応援したいし、僕自身もそういう人にあり続けたいと思っています。

お互い頑張りましょう!


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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