上司からの頼み事の受け方(後編)

こんにちは😃コッシーと申します。

愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。

さて、今日は昨日の続きとなりますので、昨日の記事を先にお読みいただけると幸いです。

【さらりと前回のおさらい】

急なシフトの変更を余儀なくされた僕は、ベテランスタッフのBさんにお願いするも、Bさんからは「みんながやるならやるよ」と嫌な態度で言われてしまう。

そこで僕はBさん以外のスタッフにお願いをしてBさん以外のシフトを変更する。

その真意とはいかに?!(説明下手でごめんよ)

【恩を受け取る相手を選ぶ】

なぜ僕が、Bさん以外のスタッフのシフトを変更し、Bさんだけは今まで通りのシフトにしたのかをお話いたします。

そもそもBさんは「みんながやるならやる」と言っています。だとすればBさんも含めてシフトの変更をしても良いはずです。でも僕がそれをしなかったのは、Bさんからの恩を受け取りたくなかったからです。

Bさんのシフトを変更してしまうと当然Bさんも今回のイレギュラーな件に関して協力した事になります。つまり僕のお願いを聞き入れたカタチとなり、僕に恩を売った事になります。

【上司は受けた恩は覚えている】

僕は自分が助けてもらったり、協力してもらった際は出来る限りその相手にお返しをしています。特に深い考えはありませんが、単純に恩を受けっぱなしだと気持ちが悪いのと、恩を返した方が相手も喜ぶと思うんです。

いつどのように恩を返すかは状況やタイミング次第ですのですぐに返す事は出来ない場合もありますが、受けた恩は覚えています。ですので、普段から恩を受け取る相手を結構シビアに選んでおり、スタッフでも取引先でも業者でも疑問を感じた相手には極力恩を受け取らないように心がけます。

今回の場合だと、最初から協力する気がなかったBさんに対して、恩を返す気にならなかったという事になります。

これは僕に限らずおそらく多くの上司の方が受けた恩、特に部下や後輩から受けた恩というのを覚えており、なるべく返そうと思っているのではないかと思います。

その返し方は様々で、例えば査定時の評価であったり、例えば大きなプロジェクトを任せたりと何かしらのカタチに変えて返してくれることでしょう。

【上司からのお願いは恩を売るチャンス】

このように多くの場合上司からのお願いというのは恩を売るチャンスだと思われます。仮にあなたに上司の方が「頼みたい事があるんだが・・・」と言ってきたとしたら、そこは大手居酒屋チェーンばりに「喜んで!!」と笑顔で受けた方が後々の自分にとってプラスになるのではないでしょうか。

【指示とお願いは違う】

ただ一つ気を付けた方が良いのが、指示や命令はお願いではないという事です。

例えば、デイサービスで介護職員にとして働いているスタッフに対して、責任者が「○○さんのトイレ介助をお願い」と頼んだとしても、それはお願いではなく業務の一種であり、つまり指示や命令の類になります。その時に恩というのは発生しないので、そこの区別はきっちりとつけて方は良いと思われます。

あと、お願いに対して、「それは命令ですか?命令ならやりますけど」って言っちゃう人、これも絶対やめた方が良いです。上司からするとお願いから命令に変わるだけなので、あなたに対して全く恩義を感じないだけですから。

現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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