「箕面のちいさな宝石屋」のランチェスター戦略

今まで実践してきたことへの振り返りを目的にnoteをはじめましたが、
いざ、どこから書こうと考えると悩むところです(汗)

あまりキレイにまとめようとすると本来お伝えしたいところや、本音の部分が隠れてしまうと思うので、内容がいったりきたり、断片的になるも多少目をつぶってもらえたらと思います。

さて、従来、宝石の卸売をしていたのですが、なかなか薄利多売の商売で正直先が見えなくなってきました・・。

どうしようか・・と思い悩んだ末に決断したのが、「卸売」の脱却。
そして「小売」への道です。

とは言え、そんな簡単に業態変換が出来るわけではなく・・。

従来の卸業を継続しながらも、知人友人などからお客様を広げていこう!
そんな安易な考えで商売を続けていました。

「宝石のことならなんでも相談して!!!」
ととても漠然とした感じでマーケティングをしていたように思えます。

なかなかうまくいかない中で、本屋に通っては商売の役に立ちそうな本をひたすら読み続けました。元々読書の習慣などなかったのですが、何かにすがりたい。そんな気持ちで何かビジネスチャンスであったり、やり方を探していたんだと思います。

そこで出会ったのがランチェスター戦略について書かれた本。

この本、とても良書なのでおススメです。
僕の考えるランチェスター戦略は「弱者の戦略」

ちいさなお店がどのようにして市場で戦っていくのかを説いた戦略だと
定義しています。

ランチェスター戦略の中で「エンドユーザーに近づく」という戦術が
紹介されていますが、僕が「卸売」から「小売」の道に進みたいと思ったのも、このランチェスター戦略の影響でもあります。

「小さな会社は小さな分野でNO1になること」
がランチェスター戦略の要諦と言っても過言ではないと思います。

そこで僕は色々考えた末に、こんな一つの目標を立てました。
「宝石のリフォームの仕事で大阪・北摂地域でNo1になること」

まずは、「宝石のリフォーム」という分野に特化しようと決めました。
まだ宝石リフォームというサービスは当初からありましたが、まだ専門店たるお店は少なかったので存在感を出せるのではないか?と考えました。

そして、物販となると販売する商材の在庫がいるので、それだけ資金力が
必要。一方宝石のリフォームの仕事であればサンプルをある程度準備すれば勝負できるのではと考えました。

まず、目標を立てること!!そこから色々なことが動き出すことを実感しています。

まだその当時は目標を立てただけで、今のお店もありませんし、具体的な計画作りはそこからでした。

でも、今となって振り返って思うことは、この
「宝石のリフォームの仕事で大阪・北摂地域でNo1になること」
という目標を定めたことから全てが変わったと言っても過言ではないと思います。

このランチェスター戦略について書かれた本は多々ありますが、先にご紹介した「小さな会社☆儲けのルール」と。著者、栢野克己 さんが書かれたこちらの本は超おススメです。

余談ですが、この著者の栢野克己 さん。
僕がamazonのレビュー評価をさせていただいのがキッカケだった思いますが、突然、お店を訪問していただいたことがあります。

これらの本が僕の仕事を一変させてくれたのでホント感謝の気持ちでいっぱいです。

引き続き色んな視点で実践したこと、考えたことを書いていきたいと思います。

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