Yahoo検索のサジェスト対策、虫眼鏡対策をうたうコンサルタントは信用するな
最近増えている悪質な詐欺に近いSEO(検索対策)の一種にYahooのサジェスト対策(虫眼鏡対策、キーワード入力補助対策)というのがあります。成功報酬の業者が多いようです。
成功報酬制ですから気楽にお願いしてしまう人が増えていますが、絶対やめたほうが良いです。
私も元にも何度かサジェスト対策のセールスの電話やメールが届いていますね。
サジェスト対策とは
サジェストとは検索結果画面に出てくる「関連ワードの提案」エリアにでてくるもののことです。この機能をヤフーではキーワード入力補助といいます。
現状ではGoogleではサジェスト対策は難しいのか、ヤフーでのサジェスト対策が現状のトレンドのようです。
サジェスト対策の仕組み
具体的な手法は複数の端末やIPアドレスから同じキーワードで検索を繰り返してサジェスト(検索候補が表示される機能)でそのワードを表示されるようにするとのこと。
簡単に言えばたくさんの人がその語句で検索しているようにヤフーを欺いているってことですよね。
普通に考えればわかると思いますが、そのような行為が長く成功できるわけがありませんし、ペナルティの対象となっても不思議ではありません。
ヤフーはサジェスト対策の操作を禁じている
ちなみにヤフーでは以下のように明確にサジェスト対策を禁じています。
Yahoo! JAPANではインターネットユーザーがより効率よく検索でき、検索結果を安心してご利用いただけるよう、Yahoo!検索の「キーワード入力補助」や「関連検索ワード」におけるスパムワードの削減対策、「検索結果」における違法サイト(スパムサイト /不審サイト / フィッシングサイトなど)の削減対策を行っています。
つまり、サジェスト対策はヤフーが認めていない行為なわけです。
やってる内容はバレるかばれないかは別にしてヤフーを欺こうとしているわけですからいつペナルティを受けても不思議ではありません。
利用は絶対やめておきましょう。
サジェスト対策をすすめるコンサルタント
また、そのようなサジェスト対策を勧めているWEBマーケティング業者やWEBコンサルタントも多いですが、そもそものモラルが崩壊していると思われます。相手にしてはいけません。
お金目当てだけのくそ業者ですから付き合うのは辞めておきましょう。
ある意味そういう業者に引っかかる前に判別できるよい信号の役割になるかもしれませんけどね。
行政機関・商工会議所・商工会の方へ
先日、商工会議所で開かれたセミナーの中で講義の中でサジェスト対策を勧めているとの話を聞きました。
その方はよく知りませんが、講師のWEBサイトにはサジェスト対策が明記してありますので業務として行っているのでしょう。
このような問題のあるサジェスト対策行為をするコンサルタントを商工会議所や商工会、行政機関といった税金を使って行っている事業で講師に依頼するのはおかしな話です。
おそらく担当された方はそのあたりの知識がなかったのだと思いますが、後々大きな問題となる可能性もありますので辞めておきましょう。
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