2022.12.17

 今日はお仕事帰りにエアリアルシルクを習ってきました。

 エアリアルシルクとは、要は天井から垂れている布にぶら下がってポーズを取ったり芸をしたりするやつのことである。サーカスとかで見られる。たぶん。

 なぜエアリアルシルクなのか?これには深いようで深くない、下品な「風が吹けば桶屋が儲かる」的理由がある。

 自分はSかMかで言われればMかもしれないので確かめに行こう。そう思ったのが去年のことで、どうせなら綺麗な女の人にいじめられたいので2万円握りしめ、嬉々としてレズビアンSM風俗に行った。結果としてMかどうかは分からなかったが、代わりに自分は女性も性対象であることが判明した。要はバイだったわけである。薄々そんな気はしてたけど。

 という話をゲイのマブダチにしたところ、「LGBTの先輩としてアドバイスなんだけど、ストリップとかを見に行った方がいい」と言われた。どういうこと? しかしどうせならストリップやるか〜と思い立ち、今の職場にノリで応募したら受かってしまった。今の職場は正確にはストリップ屋さんではないんですけど当時はよく分かっていなかったのと、求人がある中で1番胡散臭そうだったし、過去に殺傷事件があったっぽくとにかくネットにヤバそうな話ばかり転がっていたので面白そうだと思ったわけである。

 ストリップもどき屋さんに勤める以上自分も踊りをやらねばならないわけで、何か参考になるかと思いちゃんとしたストリップを見に行ったのが去年の冬。そこから何回か通い、ある時エアリアルシルクの演目をする踊り子さんに出会った。日本一の劇場で見たシルクがあまりにも衝撃的で、ちゃんとしたストリッパーになりてぇなとぼんやり思うようになった。あと職場の大好きな同僚お姉様もシルクをやる人なので、その人に対する憧れもある。

 というわけでやっとエアリアルシルクに辿り着くわけである。あれって優雅にやってるように見えるけど全然そうでもなくて、こんなの続けてたら全身が筋肉になっちまうよ……(?)というのが1回やってみた感想だった。指と腕が痛い。あの人たち腕の筋肉どうなってんの? たぶん明日は筋肉痛でペンも持てないけど、楽しかったので来週も行ってこようと思います。今は床から3センチくらいのところで開脚するのが限界だったけど。しかし継続って実は結構凄くて、1年間職場でぼんやり踊ってたらいつの間にか前後開脚ができるようになっていたので、シルクも1年くらいやればある程度できるようになる気がする。まぁストリッパーになれるかどうかは別の話だけど……というかなれなかったら何の役にも立たないけど、楽しいから別にいいかなというかんじ。

 浮気性なので次はポールダンスがしたいです。

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