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新しい家で感じる五感の変化と日々の癒し

引っ越してあっという間に2ヶ月がたちました。
リビングから見える庭に、屋内の木の香りに、窓を開けたときに吹き抜ける風に、日々癒されております。

平屋

平屋にして頂いたおかげで、いつでも家族の気配を感じられ、動きやすく使いやすく、もっと子どもが赤ん坊の時からこんな家に住みたかったなと思いつつ、これからここで育っていく我が子の成長が楽しみでもあります。

以前の自宅も広いマンションで、便利な立地だし、特別困ったこともなく、快適に暮らしておりましたが、引っ越してみて、庭があって、すぐに自然の空気を感じられる暮らしというものの必要性を実感しました。

朝起きて窓を開けるなんて、以前はしなかった。
今は、鳥の声が聴きたくて、空気の流れを感じたくて、窓を開けずにはいられません。

季節を感じる

春先にはちょっと音痴だったウグイスが今は上手に鳴いています。
子どもも自分の家の木に鳥や虫が来てくれるのが嬉しいらしくて、良く外を眺めては訪問者を教えてくれます。天窓から見える星を眺めながら寝転んでみたり、心配していた雨の音も逆に落ち着かせてくれるような、やさしい音で全く気になりませんでした。

生活の質

今は季節が良いのでウッドデッキで食事をするのも気持ちが良くそよ風に吹かれると、じわ~と自分が癒されているのを実感します。
生活の質が変わるってこういうことかと、感じています。
便利とか不便とかそういう言葉で説明できる事ではなく、日常的に感じるものが変わってくるんですね。
言葉で説明してしまうとうまく伝わらないですね。

例えば、以前の住居に比べると・・
・室内床面積は、前のマンションの方が広かった。
・立地の便利さで言えば、以前の方が便利だった。
・以前はマンションだったから庭の手入れは必要なかった。
・ご近所付き合いのようなものも必要なかった。
・賃貸だったから、色々な意味で気楽だった。

でも、私にとっては、明らかに今の住まいの方が良い。
自分の五感に訴えるものが全然違うのです。
心地良さ、すーっと気の通る感じ、実利的な事ではないし、人に説明しようとすれば「ふーん、良かったね」で済まされてしまうような事なのでしょうけど。
これが毎日の積み重ねとなると、本当に大きな違いになってくるのだろうと思います。

必要な暮らし

春先から持病のアトピーの悪化で、克服すべく痒みと痛みと闘っている現状ですが、庭に出て草のにおいや風の音を感じると不思議と症状が和らぎます、本当に。

娘のためと思って建てた家ですが、娘以上に私にとって必要な暮らしだったと感じています。

友人知人に話せば、
「普通はそんな短期間で土地を買い、家を建てることはしない」
と言われるほどの短い期間で今の暮らしを提供して頂いた事、大変有難く思っています。

娘も憧れの大工さんにかわいがって頂いたり、左官さんにたくさん遊んでもらったり、自分の家の庭にブルドーザーやミキサー車がきて工事するのを見られたりとても楽しい経験だったようです。
本当に、ありがとうございました。


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