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夜泣き対策③おひなまき【新常識】

赤ちゃんの夜泣きは原因不明で、親が「我慢するもの」が常識でした。実は夜泣きは赤ちゃんからのSOSで、きちんと改善してあげれば親は我慢しなくて良いのです。



夜泣き対策① ゆがみ 新常識 
夜泣き対策② Cカーブ ベット をご覧になりましたか?
 
赤ちゃんの夜泣きはSOS、そして赤ちゃんの背骨の形に合わせていくことの大切さをお伝えしました。
Cカーブベッドで身体の力を抜けるようにしてあげましょう。
 
さらに、おひなまきを知っていると、赤ちゃんの正しい姿勢を維持できるようになります。
今回は、おひなまきの方法と、気をつける点と、次の寝返りに必要な視点についてお伝えしますね。



まずはおひなまきについてです。
おひなまきとは、タオルやおくるみなどの布で、赤ちゃんの背骨が「Cカーブ」になるようにくるむことです。
 
おひなまきにすることで赤ちゃんのCカーブがキープできる上に、モロー反射というビクッとする身体の反応を防ぐことができるので深くぐっすりと眠ることができます。

さらに言うと、しっかりと包まれることで安心感を感じますし、皮膚から脳へ適度な刺激が入ります。皮膚の感覚から少しずつ自分の「身体」というものに気づき、脳と神経が発達していくんですね。
もっと言うと、呼吸をするために重要な筋肉の横隔膜も鍛えられるので深い呼吸をするための肺も育っていきます。
 
おひなまきを知っているか知らないかで大違いですよね
では、おひなまきの方法です。


↑ クリックするとおひなまき動画に飛びます ↑


どうでしたか?慣れるまで焦ったりしますが、何度も見ながらやってみてくださいね。


では、おひなまきで気を付ける点です。


 
赤ちゃんがスヤスヤ寝るからと言って、ずっとおひなまきをしたまま放置しないでください。
例えば、夏の暑い時には熱がこもってしまい、熱中症の危険性がでてきます。
また、赤ちゃんが起きている時は、ビジョントレーニングをしています。
どういうことかと言うと、五感を使って脳も育てているんです。目で見たり、声を出したり、手遊びをしたりします。身体と脳も鍛えているんですね。



この脳の発達を見てください。

赤ちゃんが生まれた時の脳は約300~400g 3歳までに約1,000g、大人は約1,500gです。
3歳までに、大人の3分の2の重さになるんですね。赤ちゃんは何もしていないようで、しっかりと脳も育てているんです。月齢にもよりますがずっとおひなまきをしていると、肝心な刺激を失ってしまいますので、起きている時はママとスキンシップをとりましょう。




そして、赤ちゃんの発達の次の段階は寝返りです。



ずっとおひなまきをしていたり、身体の歪みを修正できずに育った子が、うまく身体を使えずに反り返ってしまい、間違った寝返りをするケースが増えています。
これでは順を追った成長に影響を与えてしまい、転びやすく、姿勢が悪くなり、運動神経が鈍い子に見える原因にもなります。
 
赤ちゃんが身体の力が抜け、安定してきたら、次の発達のために、平らなところで足をもちあげて遊ぶ時間をつくってあげましょう。これが赤ちゃんの腹筋を鍛えることにつながり、上手に寝返りもできるようになります。
 
 
では、寝返りについての動画もありますので、参考にしてくださいね。



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