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逆算こそだて ~下の子の出産編②~

逆算子育て ~下の子の出産編①~ の続きになります。

4歳の娘のために、第二子出産前に準備したことは大きく2つ。
①寂しい気持ちを自分でコントロールできるようにするための事前準備
②退院後、下の子に対する嫉妬を軽減するための事前準備

この2点が、先輩ママたちから聞いた第2子出産時のトラブルの中でも、事前にしっかり準備しておかないと、後の親子関係にしこりを残しかねないなと感じたからです。

①については、先輩ママたちからの話ではこんなことがありました。
出産前に絵本はたくさん読んでいたのに、陣痛が来たので、ゆっくり説明をしている時間もないまま、おばあちゃんに子どもを預けて入院したが、それ以来おばあちゃんに預けられることを拒否してしまうようになった、、、とか。
急にママがいなくなったことがショックで、退院後トイレに行くときでさえ離れないようになってしまった、、、など。 

うちは、夫の実家も私の実家も遠く離れているため、出産時のサポートを実家に頼ることはできません。頼れるのは、ありがたくも育休を取得してくれた夫だけ。
私は、自分の感を信じて、思いついたことを行動に起こすことにしました。


①寂しい気持ちを自分でコントロールするために準備したこと


ママ不在の生活で感じる寂しさを、自分でコントロールする為には、以下の3点を、4歳児が理解できる形で伝える必要があります。

・ママが無事に妹を生むために、1週間「びょういん」でとまるので、〇○ちゃんと一緒にご飯を食べたり眠ったりできないこと。
・また、その間、直接は会えないけれど、ビデオ電話でお話することはできるということ。
・1週間たったら、必ず、ママはもどってくるということ。

幼児に伝える際に、最も気を付けたことは、彼女がイメージできるようにできるかぎり、絵で見てわかるように工夫しました。絵で表しづらいものは、実際に予行練習をしてみせたりしました。あとは、彼女がそれを見たら安心できるというものを作るように心がけました。

【実際に行ったこと】

1)出産の絵本を一緒に読む  
2)出産予定日と退院予定日をカレンダーに書いて、毎日✖を付ける
3)入院中のコミュニケーション手段(Zoom)を使う練習
4)どうしても不安になった時にぎゅっと抱きしめてぬいぐるみを一緒に選び購入。ぬいぐるみを見たら楽しい思い出を思い出すように、普段からぬいぐるみを持ち歩き、一緒に遊ぶ。


詳細はこちら
1)絵本は、正直どれが娘にしっくりくるのかがわからなかったので、何冊も図書館で借りてみました。他にもいろいろあると思いますが、この辺を呼んでいました。



「ちょっとだけ」は私が昔からすきで、家にもっていていましたが、出産前に娘が何度何度も読んでと言ってきたのが印象的です。彼女なりにここrの準備をしようとしていたのかもしれません。

2)カレンダーについては、出産日だけでなく、予定退院日も始めからマークをつけておきました。長女にとっては、「出産日=ママがいなくなる日」です。出産日と同じくらい、(ママが戻ってくる)退院日が重要になります。なので退院日にも大きなマークを書いて、(あと○日でママが帰ってくる)ということを、娘自身がが視覚的に理解しやすいようにしました。そのうえで、出産日まで毎日カレンダーに一緒に✖をつけたり、退院日を指さしては「ママが戻ってくるのはこの日だよー」なんて会話を普段からするようにしていました。

3)普段おじいちゃんやおばあちゃんとテレビ電話をすることはあっても、私とテレビ電話をすることはありません。私とテレビ電話で話すということを事前にイメージして、彼女の心の準備ができるように、出産1週間前から3回ほど、練習しました。そうすることで、何となくいつもと違う方法でママと会話をすることを楽しみにしてもらうよう働きかけました。

4)そうはいっても、やっぱり寂しいだろうと想い、「ママが入院している時、ママの代わりに、〇〇ちゃんを守ってくれるぬいぐるみを買おう!」と娘と一緒に二人の気に入るぬいぐるみを選びました。そして、おままごとをするとき、おやつを食べるとき、夜眠るとき、できる限り一緒に過ごすようにしました。バニラちゃんを見れば、ママとの楽しい記憶を思い出し、寂しい思いをかかえる娘のお守りになればと願いを込めて。


正直いうと、絵本は本人の気分によって、しっかり読んでみたり、さらっと絵を眺めてみたり、、、な感じでしたが、カレンダーやZoom練習、ぬいぐるみのお守りについては、娘もノリノリで楽しく取り組んでくれました♪ 

明日は、退院後、下の子に対する嫉妬を軽減するための事前準備として、私が実践したことをお伝えしたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!


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