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【子供が本大好きになる11の方法】3歳までに1万冊読み聞かせした実践法

こんにちは。

4歳2歳の姉妹を子育て中のあーな(@kosodatealpha)です。


・子供が産まれてたくさん絵本を読んであげたい
・もっと良質な絵本をたくさん読んであげたい…
・本好きになる働きかけをどうすればいいか分からない…

このような悩みを抱いていませんか?


子供を本好きに育てたい。


たくさん本を読むと、知識は豊富になるし、知見も広がる。

学力も上がるし、将来の役に立つ。


漠然とこのように考えますよね。


私もそのように考えていた1人です。

しかし、私は子供の頃に読んだ絵本といえば、『カラスのパンやさん』や『ノンタンシリーズ』くらいでたくさん絵本を読んだ記憶がありません。

そのため、どんな絵本があるのか全く詳しくありませんでした。

そして、夫は普通のサラリーマンで、私は専業主婦なので、絵本をたくさん買うということも難しい状況です。


それでも、『3歳までに1万冊を読み聞かせし、今では1日の半分は本を読んでいる本大好きな子供に育てること』ができたのは、「図書館を駆使」し、「絵本好きになってもらうための行動」を徹底したからです。


ちなみに、絵本育児を意識して行ったことで、本大好きになった長女の最近の様子をまとめてみると、

・赤ちゃん絵本は自力読みができ、次女に読み聞かせをする。
・1日遊んでいる時間と同じくらい絵本を読んでいる。
・遊びより絵本を読んでいる時間が長い日もある。
・読んでいる絵本を最後まで読まないとご飯やお風呂を済まさない。
・図鑑で見たものを外出中に思い出して観察する。
・図書館に行くと読みたい絵本をどんどん持ってきて、重くて持って帰れない。


絵本が大好きなことは伝わりましたでしょうか。


4歳になる長女には、現在でも1日に3〜6冊の読み聞かせを継続しています。

年齢が上がるにつれ、だんだん1冊の文字数が多くなるので冊数でカウントしてもあまり意味が無くなってきていますが、ボリュームとしては1万冊読んでいた頃とペースは変わりません。

(我が家の1万冊絵本育児がどこからきているのかというと、子供3人を東大理Ⅲに合格させた佐藤ママの「3歳までに1万冊読み聞かせして良かった」というご経験から、我が家流でやってみようと1万冊を目安に読み聞かせを実践していました。)


「そんなに、子供が本好きになるのって意味あるの?」と思っていませんか?


本が好きになるということは、豊かで学びの多い人生を歩むことにつながります。

読書はどんなことに役立つでしょう。

・読解力が上がる。
・語彙力が上がる。
・他人の気持ちが分かる。
・知見が広がる。
・想像力を養う。
・考える力、自分の考えを持つ力が育つ
・集中力を鍛える。
・道徳観や倫理観が育つ。

これ以外にも多くの力を読書は育ててくれます。


特に、日本の読解力低下がニュースでも取り上げられていますね。

国際学習到達度調査(PISA)で、2000年の時点で日本は8位と上位だったのが、2019年には15位まで順位を落としています。

読解力と言っても、登場人物の心情を読み解く力だけでは、もう通用しません。

少なくとも『与えられた情報から自分なりの考えを見出し、そこから自分がどのように取り組んでいくのか』まで熟考できるスキルが求められています。

これからの社会で活躍するには、AIではできないような高度な「読解力」が必要だということです。

そこで、子供が幼児のうちから親がしてあげられることの1つに「絵本の読み聞かせ」が挙げられます。


読書をすることで『豊かで好奇心に溢れた人生』になるための土台を、「絵本」が築いてくれるのだと感じています。


ただ、闇雲に図書館へ行って絵本を選んでも、内容が薄かったり、子供の好奇心を刺激してくれなかったりしますよね。


そこで、このNOTEでは「実際に子供を本好きにし、良書をたくさん読み聞かせした方法」を徹底解説します。


1. 絵本大好きにする親の行動
2. 絵本大好きになる絵本の選び方
3. 絵本大好きになる環境


この3本柱で徹底解説していきます。


おまけとして、最後に1万冊以上読んだ中から特におすすめする絵本作家50人リストをプレゼントしています。

このリストがあれば、400冊以上の絵本を迷うことなくを選ぶことができるようになるので、どんどん読み聞かせしてあげることができますよ。


私が実践した方法は、今日からでも取り組める内容ばかりです。

我が家で長女が0歳の時から取り組んできた方法を出し惜しみせずに公開します。

もちろんお子様にとって合う合わないがありますので、必ず本好きになる!ということではありません。

少なくとも『初めての子育てで絵本の知識が全くないけど、これからたくさん絵本を読んであげたい!』という方にはピッタリです。


このNOTEは、こんな方におすすめです。

・初めての子育てで絵本に詳しくない。
・図書館や本屋に行っても、いつも似たような絵本ばかり借りてしまう。
・絵本育児に興味がある。
・もっとたくさん絵本を読んであげたいけどどうすればいいか分からない。


逆に、こんな方にはおすすめしません。

・既に自分なりの絵本育児が出来上がっていて、それを変えたくない。
・絵本の知識が結構ある。
・絵本育児より、他のことに力を入れたい。
・目次の見出しを見ても興味がわかない。


このNOTEを読むことで、毎日読み聞かせをしている絵本が、いつもと違ったスパイスが効いて格段に楽しくなり、親としても本好きになるようにどういった働きかけをすればいいのか明確になります。

本が好きだということは、子供にとって一生の宝物になります。


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この NOTEでは、自宅の絵本棚の置き場所や絵本の種類を写真付きでご紹介したり、絵本の選び方や効果的な読み聞かせ方もご紹介しています。

どなたでも真似できることがばかりですので、ぜひ試したり、読んだりしてみてくださいね♪

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それでは、本編をお楽しみください。



はじめに|そもそもなぜそんなに本を読んだ方がいいのか

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冒頭でも本を読むことで得られる力をいくつかあげました。

改めてご紹介します。

・読解力が上がる。
・語彙力が上がる。
・他人の気持ちが分かる。
・知見が広がる。
・想像力を養う。
・考える力、自分の考えを持つ力が育つ
・集中力を鍛える。
・道徳観や倫理観が育つ。

これだけいいことがあるのに、本を読まないというのは非常にもったいないです。

読書は、子供が力強く自分の力で将来の道を切り開いていく力を養ってくれます。


それなのに、日本の子供たちの読書量は30年で3分の1まで減ってしまいました。

1カ月に読む本の冊数は全学年平均で3.1冊。学年別では1年生の3.8冊が最も多く、最低は5年生の2.3冊だった。学年が上がるにつれて読書量が減少する傾向にあり4~6年生の約3割は1カ月に1冊も本を読まないと回答している。

30年前の1989年調査では、小学生の1カ月の読書量は全学年平均9.1冊だったので、読書冊数が3分の1にまで減少したことになる。89年の調査では、2019年調査とは反対に、3年生以上の読書量が多く、月に平均10冊以上の本を読んでいた。

出典:nippon.com(https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00641/)


現代の日本の子供たちは、遊ぶ時間をほとんどデジタル機器でのゲームや動画閲覧に多くの時間を費やしています。

お友達との付き合いや、家で過ごす時間が増えていることも要因かもしれません。

しかし、それ以上に「ゲームやスマホを触っている時間があるなら本を読みたい!!」という強い意思が子供に無いのがそもそもの要因だと私は感じます。

親が子供に与えるものも考えなければなりませんが、たとえゲーム機やスマホを子供が持っていたとしても、本が好きなら時間配分は大きく違ってくるでしょう。

実際に、我が家には子供専用のタブレットでゲームもできれば、Youtubeだって見ようと思えば見れる環境にありますが、「タブレットする?」と聞いても「嫌だ」と言ってもくもくと絵本を読んでいます。


それでは、子供が小学生になっても、果ては中学・高校生になっても本が大好きでいて、自分でどんどん興味を広げて読書量を増やしていく自然な流れを作るにはどうしたらいいでしょうか。

それは、幼児期からたくさん絵本を読み聞かせし、本を読むことの楽しさを知ってもらうのが1番だと思っています。


そこで、子供が本好きになるための具体的な方法を我が家の実践例を踏まえてご紹介していきます。


第1章 絵本好きになる環境作り

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まず親の行動や読み聞かせ方法などをご紹介する前に、環境づくりから解説していきます。

知らないうちに本好きになる「絵本好きになる環境」を分かりやすいように、我が家の本棚の写真付きでご紹介していきますね。


1. 絵本の置き場所はどこにするべき?

お子様が読む絵本の入っている本棚は、いつもどこに置いてありますか?

だいたいは子供がよく遊ぶ場所の近くなど、1ヶ所に置いてあるのではないでしょうか。


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