LINEで誘うほどじゃないけどなぁ~て話

以前「ゆるぼ」の話ちょろっと書いたんだが、それに似た話。

複数人の企画や、前もって人数把握して予約やプラン立てるような遊びならともかく

 ・いまから30分後渋谷でサクッと飲める人いないかなぁー
 ・天気いいし1時間だけサクッとスケート仲間いないかなぁー
 ・21-22時、1時間だけ一緒にゲームする人いないかなぁー
みたいな時、みんなどうしてるのだろう。


わざわざLINEして、むこうも気付き次第すぐに返信しないといけないような誘いだから、お互いにとって若干気を遣わなければならない。

こっちの意図としては「断られて当たり前」寄りのスタンスだから、1時間以内にLINE返信なくても全然かまわないし
そもそも、こっちが気まぐれで1時間後の誘いしてるわけだから
それはそれで全然いいのだが。
これって誘われた側からしたら「断ってばっかりだなぁ」「でも、向こうの誘い急すぎるだろ。。」て感覚になると思う。自分でもそう思う。



そんな時に「ゆるぼ」の概念て必要なのだ。

上に書いた3つの例のうち、1番下のゲームの誘いは「Discord」で解決できる。LINEに比べて緊急性が低く「通知に気づいたら参加してね」みたいなニュアンスがある。
10人のトークルームで誰にも気づかれない事も多々あるし、それでも全然良いのだ。これがLINEだと、どうだろうか。

「既読スルー」が10個付き、返信もない。
中にはそれに気遣って返信くれる人もいるが、誘っているこっちは「来れないならスルーでいいよ!」の感覚なのだ。
そのくらい急な誘いで、無理は承知で誘っているわけだから。



極端な話、Discordなら10人いるトークルームで1時間一人でボイスチャット繋いどいて、誰かが来たらそれはラッキー、来なくてもこっちはミュートにしてゲームしているだけだから全く問題ない。
LINEだとそれができない。
LINEで一人で通話つなげ続けている人は見たことないから。
LINEで一人で1時間通話つなげ続けている人は、かなりヤバい人だからね笑


ここが「LINE通話」と「Discordのボイチャ」の感覚の違いなのだが、Discordは中々一般的には使われない。
Discord = ゲーム通話用アプリ 」てイメージが先行しているからだ。


ゲーム通話用アプリのDiscordが今後、イケイケのJKやティーンの子たちに浸透するとは思えないが、この考え方自体は浸透すると確信している。


2.3年後か、10年後かいつになるかは分からないが
なんとなく開いたアプリの中で誰かが「ゆる募」を常にしていて、こっちも気軽に参加できる
そのルームが毎日、常に2.3個存在している状態

ゲームだけに限らず、「飲み会ここで開いてるから暇な人かもん」とか「ここ暇人で通話してるから気軽に通話おいでー」みたいな感覚


Discordを使い始めた2020年頃、ちょうどコロナが流行ったこともあり暇人で雑談通話を何時間もしているときにこの感覚に気が付いた。
2022年現在、たくさんのSNSが溢れ「常に人と人が繋がっている」「そうでないと、みんなの交流に置いて行かれる」という焦燥感に焦る若い人達も多いだろう。


でもその中で、自分みたいに一人の時間が好きで
「企画はちょっとダルいけど、ちょっと誰かを誘いたい」みたいな人増えてきていると思う。
2年以上たった今でもこの感覚は変わらない。


はやく流行らないかねぇ~ゆるぼDiscord

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