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コロナ明け、本屋へ行ってみたら、本を置いていなかった。

コロナ明け、本屋へ行ってみたら、本を置いていなかった。
最近アマゾンと日本の古本屋ばかり利用していて、たまに本を買いに行くのは東京駅の丸善くらい。久々にいろいろな独立系の書店へ行ってみたら、どこもセレクトショップになっていた。神保町の東京堂書店も書店員のセレクトを前面に押し出しているように思えた。
そうこうするうちに、熱心な読者たちは、「一棚本屋」に参加するようになっていた。棚板一枚の小宇宙にリアルワールドの「User Generated Contents」が展開されている。
世の中はモノ消費からコト消費にシフトしているといわれるが、書店も例外ではない。もう本屋へ行っても本は置いていない。置いているのは世界観なのである。
こんな世相を切り取って保存しておきたい衝動にかられた。


吉祥寺 ブックマンション
神保町 東京堂書店 台湾香港フェア

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