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作業所通所の頃からの友人

私が、社会から隔離されている、と思っていた頃がある。

20代中頃、

作業所にいた頃だ。


まだ社会など知らないに等しい。

働くということが分からない。

分からないことからくる、心配や不安は、

かなり大きかった。


ある程度、健康な状態で育ち社会人になられた方にはない心境があるかもしれない。


そんな頃仲良くなった人がいた。


障害の程度も同じくらいで、


彼は鬱病の人だ。


最初から意気投合し、


Hな話とか、


もう笑ってばかりいた。


そんな彼とももう10年以上が経つ。


私が社会にで始めたころ、付き合った女性がいた。


この女性のことで、彼とはもめた。


友情はあっけなく壊れたなとも思っていたが、


彼とはまたなんとなく仲が良くなっていった。


私より3つ年上の人だ。


今もお互い同じような立場というか、状況になる。


昔より話の内容も深まって、


仲も深まったようにも感じる。


女性とのトラブルについても話した。


謝った。


彼も思っていたことを言ってくれた。


全てが全て合うわけではない。


それは彼もきっと思っている。


だが、彼は私のことを元気付けてくれる。


応援してくれる。


心配もしてくれる。


一足先に次のステージを歩んでくれと(社員)背中を押してくれた。


優しいし、包容力もあり、話も聞いてくれる、


素晴らしい男だ。


私は彼に何か返しているのだろうかと、


いつも思うよ。


彼には感謝もある。


私の希望としては、


彼も幸せに、、、


家族を持って欲しいと願っている。


俺も幸せになるなら、


あなたもだよ、


と思っている。



二人とも本当に大変な状況から、


ここまで来た。


這い上がって来た。


自分で言うが、


相当に努力をした。


頑張らなかったら、ここまで来られなかった。


そうお互い話すときもある。


私が思っている以上に、


私にとって彼の存在は、


ありがたく大きいものなのかもしれない。





こしやま


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