2021.05.17 Rolling Stone ジョングクインタビューまとめ
BTSジョングク "Dynamite" 、ARMYへの愛、そしてアリアナ・グランデから学ぶこと
「練習生時代には、他のメンバーが寝静まるのを待って夜中に一人でシャワーしていました」 BY BRIAN HIATT
「ぼくたちは長い間お互いを知っています」J-HOPEは最近、BTSの最年少メンバージョングク23歳に言った。「そしてまったく変わっていないところが好きです」
BTSがデビューした2013年当時、彼はまだ15歳で高校を卒業するころには、他のメンバーと共に卒業式に出席するほど有名になっていた。
圧倒的な歌唱力とダンスのスキルを持つ彼は、2011年の時点で複数の事務所が彼をスカウトしようとしていたほど、生まれながらのポップスターだった。それ以来、彼はその約束を果たす以上に、"Dynamite"を含むBTSの最も大きな曲で重要な役割を果たしている。
真っ白なスウェットシャツにおそろいの白いマスク、黒いバケットハットという出で立ちで、レーベルのソウル本社から登場した彼は”Dynamite”の制作、ボーカルの進化、アリアナ・グランデのファンダムなどについて語った。
👤:先日に『Let's BTS』番組で、ARMYが"Life Goes On"を一緒に歌っている映像に驚いて感動している様子が本当に美しいと思いました。直接ファンに会えない寂しさを思い出しましたか?
JK:ぼくはステージに立つのが大好きで、ファンの声を聞くのが大好きな人間だから、昨年3月にツアーがキャンセルになったときはちょっとしたショックだったし、それを受け止めるのはちょっと大変でした。聴衆とARMYの声はぼくたちが愛してやまないものです。テレビ番組やプロモーションをやっていると、心が躍りますますARMYたちのことを待ち遠しくなります。
そしてあなたが言ったように、Let's BTSで"Life Goes On"のパフォーマンスで、インターネットを通してARMYが参加しているのを聞いて、実際の観客の歓声を思い出しました。だから余計に恋しくなりました。
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👤:実質的にBTSの中で育ったことは、あなたにどのような影響を与えましたか?
JK:ぼくは成長期に練習生時代をスタートさせましたが、ぼくにとって本当に幸運だったのは、このような素晴らしい、すてきで、最高な6人のメンバーに出会えたことだと思います。多くの人に愛される本当にいい人間に成長したと思います。他のメンバーや先輩たちが、肯定的であれ否定的であれ、たくさんのフィードバックをくれたことに本当に感謝しています。彼らに出会えたことに本当に感謝しています。
👤:普段の生活を失ったと考えたことはありますか?
JK:学校にいた日数が少なかったのは事実ですが、失ったものより得たものの方が多かったと思います。友達がみんな遊びに行ったり、旅行に行ったりするのを羨ましく思う事もありました。もしかしたらそれはぼくが失ったものかもしれません。でもやっぱり、失ったものより得たものの方が大きいと思います。
👤:この1年は、あなたにとってもっと普通に生きるチャンスだったのでは?
JK:以前と比べて仕事が少なくなったから、外に出られなくなったからといって、平凡な生活を送っていたわけではありません。それでもぼくたちは慎重に行動しなければいけませんでした。
ツアーに出られないからといって、上昇を止められるわけではありませんでした。だから新しいことを発見しようとしたし、比較的忙しい時間を家の中で過ごしたと思います。でも自分の感情を整理する時間はあったし、人間的にも成長できたと思います。
👤:人はあなたを「黄金」と呼びます。でも前に言っていたように、それは大きなプレッシャーになるんですよね?
JK:ぼくは優秀でオールラウンダーと言われます。もちろん得意な分野もありますが、その才能や与えられたものに甘んじることが必ずしも助けになるとは思いません。ある部分で上達するのは、本気で練習したとき、本気で挑戦したとき、深く掘り下げた時です。だから自分をオールラウンダーとは思いたくないんです。ぼくはただ努力し続けたいんです。もちろんプレッシャーは感じますが、そのプレッシャーが自分の仕事に一生懸命になりベストを尽くすことにもなっています。
👤:複数の会社からオファーがあったが、RMさんに惹かれてBig Hitを選んだといいますね。彼のどこに惹かれたのですか?
JK:そのことははっきり覚えていないんですけど、ただ単純にナムジュニヒョンがかっこいいと思ったんです。当時、ぼくは歌手という仕事について本当に何も知らなかったんです。でも彼のラップを見たとき、本当に、本当にかっこよくて最高だと思いました。
そして多分、運命がぼくを彼に引き寄せたんだと思っています。
👤:これはJ-HOPEさんとも話したんですが、BTSの初期のスタイル(服装、音楽)を見て、それがどのように進化していったかを見るのはとても興味深いです。初期の曲や映像を振り返ってどう思いますか?
JK:デビューしたての頃は、アイラインを引いたりするような激しいメイクをして、ダークな衣装で、激しく見えるような格好をしていました。
当時、ぼくたちの会社は比較的小さかったので、衣装に多くの予算をかけることはできませんでした。でも今は多くの時間を割いて、曲やアルバムに合う衣装やスタイルを選ぶために、何度もミーティングをしています。だからビジュアル面は本当に重要だと思います。曲は―――一つ一つの側面が本当に重要ですよね。
👤:"Dynamite"のレコーディングの思い出を聞かせてください。
JK:自分ではちゃんと言えてるし発音もいいと思っていたんですけど、レコーディングや練習をしているうちに、まだまだ課題があることに気付きました。ぼくの発音はそれほど良くなかったんです。ぼくの舌はこういう英単語を本当にうまく出せるほど緩んでなかったんです!でも練習すればするほど、歌えば歌うほど、歌はなじんできて自然に歌えるようになりました。だからぼくにとっては、いい勉強になりました。
👤:"Euphoria"はあなたの最高の瞬間のひとつです。もう数年前のことですが、あのときのことは覚えていますか?
JK:数あるBTSの曲の中でも特に"Euphoria"が好きなのは、すごく幼い少年ととても成熟した男性の中間のような歌声だからです。だからレコーディングでは苦労しました。その感情をレコーディングに反映させなければいけなかったのですが、ぼくは本来の自分の声を失ってどう歌えばいいのか本当にわからないと思いながらレコーディングに臨みました。そのときぼくが感じた感情は、レコーディングにうまく反映されたと思います。全部聞いた後、「わー本当にいい仕事した」と思いました。
👤:ほかに目指すべきものを与えてくれたアーティストは?
JK:本当に心に残った瞬間があるとすれば、海外ツアーにいったとき、アリアナグランデのコンサートに行く機会があったときのことです。彼女のステージには本当に感動しました。
彼女はとても小柄で、彼女の歌声のボリュームで表現できていることが本当に感動的で本当に印象的でした。そしてそれは、ぼくが見習い、学びたいことのように思えました。そのおかげでぼくは成長し、成長し続けたいと思うようになりました。
全般的に、ぼくはいろいろな音楽を聴くようにしてきました。今の自分の声を見つけるために、手当たり次第に音楽を聴いて一緒に歌ったり、他のアーティストの歌い方を学んだりしました。
👤:他のメンバーたちは、あなたが若くて出会った頃は少し内気で内向的だったと言っていました。何か覚えていることはありますか?
JK:(笑) 練習生時代には他のメンバーが寝静まるのを待って、夜中に一人でシャワーしていました。でも時間がすべてを解決してくれたと思います。同じ人たちと長い間ずっと一緒にいると、人格に影響が出ます。他のメンバーの影響も大きかったし、いい人たちばかりだから安心していました。それからメンバーに心を開いて、いい人間に成長するように励まされました。
👤:これまでの数年間で最も心を揺さぶられた瞬間は?
JK:全米チャートトップになったり、グラミー賞にノミネートされたり、賞をもらったりしたことはもちろん素晴らしい栄誉であり、素晴らしい経験でした。
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