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美術館で30分フリーズした話

先日、初めて豊田市美術館に行った。今思えばまだそこまで寒くなかったのが嘘のようだ。

現在は展覧会が行われており、こちらも鑑賞。

初めて建築を意識した

このフランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築が思いの外面白かった。
建築には全く縁がない私。(父親は関係あり)
それでもこちらはかなり楽しめたのである。
それも、豊田市美術館の建物の

「さぁ君は今から芸術に触れるのだ」

と語りかけてくるような造りに引っ張られて建物への感度が上がっているのかもしれない。


引き込まれる建物

建築家によってデザインが変わってくることを意識したことも初めてで、浮世絵からヒントを得て「いらぬものを取り除く」ことを意識したり、建物の連続性や一体性を求めてらせん状に建築したりと工夫がにじみ出ていた。

内向きのバルコニーにを設定したり、自分の想いが建物に出ていると素人ながらに感じた。知識がない分「わぁすごい」と安易には言えないものの、この世界のこだわりも物凄いものがあるのだろうなぁと感じた。いつか建築についても何かを感じることができる私になっていたいと少し期待を持つが、そのためにまだまだ多くのことを吸収できる状態を作りたいと感じた。

最近は何事にも影響を受けると感じている私。
建築に触れたこともどこかで図らずも活用されるのだろうなと心のメモに記録し(結局noteにも記録)お目当ての絵にコンタクトしに行くのであった。

エゴン・シーレ「カール・グリュンヴァルトの肖像」


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