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野球を考えるために

この記事はほぼ無料で公開しようと思います。野球に取り組んでいる皆様が野球を考えるためのヒントになればと思い、今回更新させていただきます。この記事は野球を考えてこなかった過去の自分に向けてのメッセージとして真剣に伝えさせていただきますので、野球を考えていきたい方は是非最後までお読みください。

昔の話


私は、野球が大好きな少年でした。練習はもちろん、遊びでも野球をして過ごし、プロ野球も甲子園もチェックして野球漬けの日々を過ごしてきました。更に、本ならいつでも買って良いよという家庭だった為、野球の本は新刊が出るたびに購入し読んでいましたし、野球雑誌は定期購読でチェックしていました。今ではしませんが、付箋を貼ったり、線を引いたりして本を真剣に読んでいた記憶があります。読書だけではなく練習にも力を入れており、とにかく頑張っていた記憶があります。先日西尾篤紀さんのYouTubeでも話しましたが、高校野球ではキャプテンを務め、熱血で私生活から見直したり、グラウンドでの全力疾走を義務付けたりと、当時の感覚でいうと、野球を真剣にやってきました。

野球に打ち込んで野球は上達したか?

しかし、野球の上達はそこまでしなかったというのが事実です。野球という競技を考えずにやっていたため、良い時と悪い時の判断がつかない上に結果が相手によって左右されてしまう野球の為、どうすれば良いのか分からず、コロコロフォームを変えては何か正解はないものかと考え取り組み「自分に合う動きとは?」と追い求めていました。投手も打者も同じです。どの方向に向かえば良いのかも分からず、目先の結果に一喜一憂し
「今日はよかったな」
「調子悪かったな」
などと言い、ただただ同じことを繰り返すだけでした。野球は上達しないし、周りからは頑張っているのはわかるけど…的な目で見られ何とも言えない気持ちでした。それでも当時の私はキャプテンという立場もあり、頑張るしかありません。それはそれは負のループに陥っており、最悪の状態でした。

野球を考え始めた

そんな状態から野球を考え始める転機が訪れます。私は大学に進学し、教員になって高校野球の指導者になり甲子園に行きたいと思っていましたので、大学では学生コーチとして所属することを決意しました。学生コーチであれば強いチームに所属し、レベルの高い野球を学べるという考えもありました。

「甲子郎という名前だから甲子園に行きたい」と本気で思っていました笑

学生コーチでは偵察を行います。私は偵察が物凄く好きになり、自作でシートを作ったり、タイムを測ったり、どうすればチームの役に立てる情報を集めることができるかを考えたりする毎日でした。それと比例して野球を見る機会も増え、プロ野球、メジャーリーグと多くの選手を見るようになり、それらを分析し始めたのです。すると、あることに気づき始めました。その気づきを確かめようと偵察により一層力をいれ、先入観ではなく、フラットな目線を心がけ、偵察を手伝ってくれる後輩と試合を見続けました。

まとめて分析したメジャーリーガーは200人を超えたなぁ…


野球は今まで考えていたものと違う

その時の気づきが今私が話しているミカタの原型となり、そこからはグングン成長していきました。なぜ打てたのか、なぜ抑えたのかなどを理解できる幅が広がっていき、野球を見て感じることが大きく変化したのです。今私が発信している野球のミカタを見てくださっている方や、私の指導を受けてくださっている方からは

「野球の考え方が180度変わりました」

ということをよく言われるのですが、これは決して大袈裟なことではないと思います。初めの記事にして人気の記事はこちら!


今年から独立リーグに挑戦する岡田子騰選手も考え方が大きく変わった1人です。こちらを見ていただければ理解できることと思います。

野球を理解することで、主に投手の指導を得意としており、分析と技術で相手を抑えることの楽しさを覚えました。

そこから更にレベルアップ

ミカタの部分が変化した私は更に成長を求めました。高校の指導者になることを目指していましたが「身体のことを知りたい」と思い、大学卒業後に専門学校に通い、理学療法士の資格を取得しました。身体の知識が加わることにより、投球はもちろん打撃の考え方もレベルアップしました。そして、現在代表取締役を務めるart baseが行っている柔軟性の大切さを痛感しました。まず、動かなければという土台の部分です。分析した後は技術だけで全て解決できると思っていた私ですが、身体が動かなければそもそも目指している動きができないことに気づいたのです。今現在でも進化を続けており、上半身、下半身共に野球のために取り組むことをart baseは大切にしております。

もちろん、柔軟性だけではありませんし、トレーニングも様々な視点で取り入れています。考え方〜技術〜身体をトータルでサポートするart baseプレミアムが人気なのはこれらの知識が野球という競技を考えた上で連続性を持つからでしょう。

そして、考え方と表記しましたが、これは野球のミカタ的な野球の考え方だけではなく、そのほかの部分、野球に向き合うためにはどうするべきなのかの考え方も大切にしております。

野球人の前に人です。人が野球に出ると私は考えております。

ミカタと技術だけの状態から、身体や考え方もプラスし、art baseをスタート。野球の話は既存の知識の延長線上にはなく、色々考え直さなければならないことが多い為、他の方と野球の話をすることが難しかったのが現実でした。そこで、誰かに理解してもらえるかな?と思い昨年4月に野球のミカタがスタートしました。

これが意外にも真剣に読んでくださる方が多く、野球の話ができるミカタが増えていきました。野球の考え方はもちろん、野球に向き合うために必要なことなどが、選手はもちろん指導者の方や保護者様にまで届き始めました。

野球のミカタは、野球という競技を考えたことがなかった方々が野球を考え始めるキッカケになり、人生で初の本塁打を社会人野球で放ったり、投げることが苦手だった選手が投げれるようになったり、野球だけではなく日常生活が大きく変わったりと嬉しい報告が多く、毎日記事を書き、向き合って指導を行っている甲斐があるなと感じております。受け取って真剣に向き合っていただいている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

野球を考えることをスタート!

さぁ次はあなたの番です。私も野球の競技を考えずに取り組んできた時代が長く続きました。様々なことを学び今がありますが、これでもまだまだ成長過程です。常に1番いいのはまだきてないの気持ちで野球に向き合っています。その歴史や私の考え方を感じることができる野球のミカタ、是非チェックしてみてください。これから更にレベルアップし、考え方から、身体、投手や打撃などを総合的に見た観点、取り組んでいる選手の皆様の声などを紹介していきます。カテゴリーに準じた野球を消費して終わりの価値観から抜け出して考えてみたいと考える方は是非見てください。毎日お昼の12時に約2000字の記事が更新されます。それに加えて長めの記事や音声配信が更新されます。

私の発信を濃く受け取っていただいたお2人と打撃を考える打撃探究部屋は打撃を愛する皆様にとって大きなヒントや道標になることでしょう。打撃が好き、野球が好きな方は是非チェックしてみてください。毎週19時に動画記事が更新され、音声配信やそれぞれの記事など盛り沢山です。

そして、野球は人がやるものです。だからこそ日常から見直すことが鍵になる場面が往々にしてあります。そこで私のメンバーシップをオススメします。ここでは毎朝6時に音声配信が更新され、プランにもよりますがメンバーシップ限定記事が更新されます。

野球だけではなく、様々な方に見ていただいており、私の考え方がお役に立てているようで、嬉しい限りです。

そして何と言っても、皆様とart baseでお会いできることを楽しみにしております。


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