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「失わないために失うことも」探求を進めたければ思わぬところに…〜コツコツdiary〜

「次、何歌う?好きなの選曲していいよ」

僕の番がやってきた。今日はクラスメイトとカラオケだ。僕はカラオケが大好きだ。というより音楽が好きという方が正しい。暇さえあればイヤホンをして音楽を聴いているし、家ではスピーカーの音質にまで拘っている。実際に自分で歌うのも大好きだ。しかし、クラスメイトとのカラオケだけは少し気が引ける。これは、僕がどうしようもなく音痴だからというありきたりな理由ではない。

選曲に困るのだ

なぜなら、僕はHIPHOPが好きで聴いているのだが、クラスメイトはみんな今人気なドラマの曲や、最近SNSで話題の曲を選曲している。それに加えてカラオケで定番のラブソングを歌っている。

とはいえ、「好きな曲選曲していいよ」の言葉通り、HIPHOPを歌うことが禁じられているわけではない。実際に初めてクラスメイトとカラオケに行った時は、自分の好きな曲を選曲した。

しかし、その時、場の空気が変わったのを感じた。

他の人が歌っている時はみんなもカラオケの画面を見て口ずさみ、盛り上がっていたのだが、僕が歌い始めて少しすると、みんなはスマホに目線を落とし始めた。

歌い終えると
「お前って個性的だよな!みんな違ってみんないいってことよ!」
と言われたのだが、なんだか居心地が悪い。

結局、今回は使い慣れたタッチ操作で、みんなが好きそうな曲を選曲した。僕が歌い始めると、みんなはスマホを見ずに盛り上がってくれて
「やっぱり歌上手いな!」
と褒められた。笑顔で返すし、嬉しい感情があるものの
僕の中で何かが消えていくような感覚がした…

この物語はフィクションです。


というわけで、本日もよろしくお願いします。私は野球を考えて日々を生きていますが、日頃から様々なことを考えて生きています。野球とは別軸で行っているメンバーシップ では様々な話を行っております。気になる方は是非。

野球をしていない方も聴いてくれていて嬉しいです。

今朝は、このnoteを見てくださっている方と対談をしてみました。野球に向き合う上でも日常は大切な要素になるでしょう。


それでは今日も野球を考えていきましょう。

よくあること

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