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押し付けられるとやりたくなくなる【やろうと思ってたのにという心理】

こんにちは、コーシローです。
今回は『押し付けられるとやりたくなくなる』というテーマで話したいと思います。

小学生の頃こんな経験はありませんか?

(あぁ、早く宿題終わらせないとな…。この漫画を読んでから宿題しよう。)
「コーシロー!早く宿題終わらせなさい!」
「あぁ、うっさいな!いまやろうとしてたのにやる気なくなっちゃたよ!!」

というような経験は。
なんでこんなことになるんでしょう?

本当は宿題なんてしたくないから、母親のせいで宿題ができないことにしたい、ということなのでしょうか?

うん、他人のせいにしたいという心理も、あるにはあるとは思います。
しかし、やろうと思っていたことを、強制されると途端にやる気が無くなるのも事実。

この現象は心理学で検証されており、学術用語もつけられています。
その名は『心理的リアクタンス』

自由が欲しくて

では、心理的リアクタンスとは、どんな心理的現象なのでしょう?

私たちは、何かに自分の行動の自由を脅かされたり、実際に自由を奪われたと感じたとき、その自由を回復するように強く動機づけられます。この動機づけられた状態を心理的リアクタンスと言います。

錯思コレクション100

はい、要は、

「人の自由を奪うな!」

という現象のことです。

冒頭の宿題の例では、まず「母親に強制されて宿題をしたくはない」という心理が働きます。
そして、母親に宿題をしろと言われてする宿題は、もう自分の自由ではなくなる。

そのため、自由を奪われたと感じた小学生のコーシローくんは、

「言われたからやる気なくなった!もういい!」

といって『宿題をやらないという自由』を選ぶわけです。

これはなにも、小さい頃にだけ起きる現象ではなく、大人にもよく起きること。
誰かに強制されるとやる気ってなくなります。

「今日までこれやっとけよ!」

そんなことを言わないでほしいんです。
今日まで作らないといけない報告書なのは分かっているんだから。

今日は朝からその作業をしようと意気込んで出社したんだから。
朝からそんなことを言われると、小学生のコーシローくんが、

「言われたからやる気なくなった!もういい!」

と言って、ふて寝してしまいますよ。
はい、急に何を言っているのかというと、これは今日まさに僕の身に起きたこと。

まぁ、簡単に言えば、上司に「宿題、やっておけよ!」
と言われてやる気がなくなったという話しです。

いや、それでもやったけどさ。
流石に社会人ですし、

「やってきたけど家に忘れてきました!」

なんて言い訳は通じない。
そもそも、家でやるような作業ではない。

いや、厳密にいえば家でもできるけどさ。
なんで時間外のプライベートな時間に仕事をしなければいけないんだって話です。

僕のお家時間は、3歳の息子と『わっきゃウフフ』する時間なんです。
なんでそんな大切な時間に、ハゲた上司に言われた宿題をしなくてはいけないのか。

ハゲた上司はハゲた上司なりに、育毛に専念していればいいんです。
お前が育てるのは毛であって、僕ではないと言うことを肝に銘じておけばいいのです。

やる気を無くさないためには

ハゲた上司の毛はむしりとるとして、やる気をなくさないためにはどうすれば良いのでしょう?

心理的リアクタンスは、自由を奪われるために起きる現象。
であれば、自分で積極的にやれば良いんです。

自分から進んでやっていれば、誰かに自由を奪われることにはならない。
あくまで、自分がやろうと思ったからやっている、というスタンスがとれば、強制されるということはなくなるんです。

あれですね、

「言われる前にやっておきました!」

という優秀社員になれば、やる気も無くさないってわけです。
やる気を無くさなければ、次の仕事もモチベーションを保って取り掛かれる。

優秀社員はこのように好循環を回すことによって、超優秀社員へと進化することができるんですね。
まぁ、やる気を無くさないためには、どんなに上司から言われていることでも、

「自分がやろうとしたからやっている!」

と思うことが大事ってことですね。
積極性はやる気を無くさない上では、最も大事なことなのかもしれません。

ではその積極性をつけるにはどうすればいいのでしょう?
…というのは、後日書くことにします。

今日は報告書をやる気がない状態で仕上げたので疲れました。
僕ももう少し積極的に仕事をしなければなぁ…。

ではまた。



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