美容室が、怖い
こんにちは。久々の投稿、、
寝れないので最近感じたことを書きます。
今日の話は美容室について。
題名にある通り、私は美容室がとても苦手なのです。ホットペッパーを見るのもうんざりする。
オシャレもメイクも大好きなのに、美容室という洗練されたオシャレな“一般健常者”の集まる場が、とても怖いのです。
大きな鏡に可愛くない自分の顔をずっと前にするのも苦痛です。
美容師さんが顔を見てくることも嫌です。
この人は何を思ってるんだろう？
「この女の子の鼻潰れてるな..」
「ブサイクな子来たなぁ..」
とか思ってるのかな。
いろいろ思考を巡らせては美容師さんの会話にニコニコ参加してスマホや雑誌を見て...な時間が本当に疲れるんですよね。
何もかも自分のコンプレックスのせいなんですけど...
そんな感じで美容室が怖いという思いが抜けず私は今までずっと固定の美容室を決めていませんでした。
というのも怖いという理由以外に、美容師にこんなブスな子がなにしゃしゃってんの、と思われていたらどうしようと考えるばかりで自分のなりたい髪型(可愛い子のヘアカタログを保存していてもそれを見せられず)を全く伝えることなく、とにかくいつも軽めに梳いてくださいとかしか伝えずにカットカラーをしていたので毎度毎度気に入った髪型にならなかったのです。
美容師に怯えて、なりたい髪型を伝えられない自分と、だからこそ納得して満足して帰ってこられないという度重なる体験がかなり疲れるため、美容室を固定することはできなかったのです。
美容室に行く日は本当に鬱です。
可愛くなるぞ！ともあまりならないし、可愛くメイクしていかねば、、という半ば使命感に駆られてメイクをしますがそれでも鼻の左右差は消えることがなく、辛くてどうしようもなくなります。
最近も自分の住んでいる地域の周りでそろそろ固定の美容室を決めたいと思って思い切ってカットカラーで13000円するお高めの美容室に行くことに決めました。インスタを見て予約を取りました。
流石に13000円出すとなると無駄にはできないということで今回は絶対になりたい髪型を伝える！！！伝えて嫌な顔をされたらまた新しい美容室に行けばいい！！一回限りわがままな客になるのだ！！と自分に言い聞かせてたくさんの写真を見て保存し、カウンセリング用の言葉を下書きし(ヤバすぎですよね笑笑)、カウンセリングの仕方をググり(もはや美容師か！)、と入念に準備。
結果値段を出したこともあり今回の美容室は大成功でした。かなり気に入りました。カウンセリングもめっちゃ真剣にやってくれた、、。それ相応の値段を出すのって大事、、って思ったのと同時に髪の毛のことしか考えていない凄腕の美容師さんに本当に感動しました。この人多分私の顔見てるようで全然気にしてないだろうなとめちゃくちゃ伝わりました。私の顔よりも私の髪をめちゃくちゃ気にしてる、、髪オタクだ、、天才すぎる、、と思ったのです。
顔を見られていないってこんなに安心するんだ、と思いました。
もちろん凄腕の美容師さんなので私の顔も骨格もよく見て似合わせカットしてくれたんでしょうけどその方、凄く真剣に私の目を見て髪に対してだけ熱く語っていたのでめちゃくちゃ信頼できました。鼻を見られていない安心感がすごかった、、、目を見て話すのってめちゃくちゃ基本ですけどあんまりやってくれる人っていないですしね。特に初対面の人だとがっつり鼻見て話されたりして心が死んでしまいます。それはそうとして今回は本当にいい美容師さんに会ったぞ、、、これからは固定にする。と深く心に決めたのでした。
さてさて、カウンセリングをちゃんとやるぞ！と意気込んだときにたくさんのモデル写真を見ましたがここで私はまたまた心がポキッと折れそうになったこともおはなしします。
なんていったってカットモデルの人たちは顔がいい人が多い。そういうのをたくさん見ると、全部顔なんじゃないか、、と思うようになります。結局お金を出しても顔なんじゃないか、、とか負の思考がグルグルして辛かったです。
ホットペッパーとかのモデルの写真、あれみんな可愛いのやめないですか？
可愛いという固定化された概念を押し付けられて本当に辛い。みんな女の子全てが顔が小さくて目が大きくて鼻が通っているわけじゃない。毛量だって少なかったり多すぎたりするのに。
ホットペッパーやインスタの女の子はみんな可愛すぎる、、全然参考になりません。むしろ自分の自尊心も傷つけられていきます。悪い意味での可愛いの暴力を受けるのです。
美容室とかああいう自分を可愛くするメンテナンスする場所は、美意識の高い人が集います。
だからこそ私たち見た目にコンプレックスや障害を持つ人は怖くてストレスがかかります。そんな人は決して少なくないはずです。
モデルを全員可愛い人で埋める文化、もう古くないですか？あれ、嫌です。
顔出さなくてよくない？
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