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三寒四温の温の方とメンテナンス日和の話

本日のBGM メンデルスゾーン - 春の歌

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おととい雪降ってたのに今日はえらい暖かくて陽気でポカポカ、いわゆる三寒四温っちゅうやつで、また寒さが戻るのはげんなりするんですけど 久々に上着も無しに過ごしていると暖かいというのはそれだけで良いもので、ていうか上着というのはそれだけでストレスなんだなと思ったりして、

そろそろ体もバキバキになってきたし髪もボサボサになってきたしってことで ランニングしたり髪の毛切ったりヨガったりしてて春先はメンテナンス日和でもあるわねって くしゃみも快調にぶっ放しておりまして、

陽気になると変なのが増えるというけど、それはみんな暖かかくなったことで活動的になるから相対的に出くわす人が多くなるっていうのがあるだろうけど、もう一方で各人の変さのパーセンテージも上がってるんじゃないかしら。

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それが許される感じがするというのは寒さの中で締めていた気力の緩みによる落差の快感とか、恒温動物的に言えば体から熱が失われることを防ぐのが生きているという状態でもあるわけですから やっぱり暖かいというのはそれだけでいいものなのではないかしら。

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動物の方も最近また雄猫が生殖営業にやってきてて玄関でニャーニャー鳴いたり先住猫とバトルしてて猫元気。あと冬の間にタプタプに脂肪を蓄えたうさぎ達はアブラナ科の草が好きなんだと最近気づきまして、菜の花が咲いてきたからどんどこ毟ってはうさぎに食わせています。クッキーとかより健康そうじゃない。

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川の向こうにあるレモンの木の畑にホトケノザが群生して春感かもしてまして、レモンは無農薬で作られているんだけど そのせいで雑草がゴリゴリに生えて、レモンの木が幼いときはその雑草に負けちゃうから いつも草刈りしてるのを見かけてたんですけど、それで今はホトケノザがいっぱい生えることができてるのねってって、レモンの木は確か2年目だけど実が一つだけついていたみたいです。

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その先の池にはホテイアオイの群生もいたんだけど、今年の雪には勝てなかったみたいで大量絶滅の様相をテイしておりました。これだけ死んでると清々しささえありますな。生きてる観測者は生きていることを祝福する偏りがあるけど、この状態における美しさもまたある気がするし、

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物質的に見ればこれらのセルロースたちはまた利用されていくから何も失われてはないけれど、やっぱりまた 生き残った個体から繁殖してほしいわね などと思ったりしてました。その池から反対を見ると渡窯さんの煙突越しに福智山が見えます。

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夕方に裏の土手の上にある池に登ったら 冬の間水抜きしてたけどいつの間にか水門が閉められて池もタプタプになってて、また田植えの季節に入ってくるのね、なんと思いながら鴨飛んでって、風が強いけど寒くないからいい感じで 風をあつめてとか歌ったりして外はいい天気、春なんです。いっきしえっきし くさめえくさめえ。

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高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目


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