MEO対策マニュアル
こんにちは。越川直之です。
今回は具体的なMEO対策に関する施策についてお伝えさせて頂きます。
MEOに関してはこちらの記事をご確認ください。
基本施策
1,Googleマイビジネスへの登録
https://support.google.com/business/answer/6300717?hl=ja
基本情報は漏れなく入力してください。
会社名や、住所など全てホームページ、各ポータルサイトと同じ表記で入力することが大切です。
※スペースや半角、漢数字なども含めて
2,写真を多く追加する
店内写真、店外写真、スタッフ写真、接客風景、住所近くの映える物件。
写真は多ければ多いほど良いです。
かと言って同じ角度からの写真の重複は不必要です。
3,ストリートビューの追加
内装写真を撮影する際に良く使っていると思います。
4,投稿を活用する
投稿は店舗の最新情報やイベントを告知する際に活用できる機能です。
Googleは情報の更新頻度を評価基準の一因としておりますので、定期的に活用することをオススメ致します。
※狙いたいキーワードを含めて投稿すると評価が高くなります。
5,口コミと返信
検索順位への影響も大きいですが、店舗来店、お問い合わせに至る意思決定の材料にもなる重要な指標です。成約となったお客様に書いてもらうようお願いしましょう。
良い声、悪い声問わず、必ず返信はしましょう。
悪い声をそのまま放置していると印象が悪いです。お客様に満足頂けなかった経緯や謝罪の言葉を返信という形で公開しておくことは重要です。
検索順位のアルゴリズム
MEOの検索順位には以下の3つの指標が大きく影響をしています。
1,関連性
「渋谷 不動産」というキーワードで調べた際に、原宿の美容室が表示されることがないようにキーワードに関連した店舗が検索結果に表示されます。
検索キーワードがどれだけ店舗のホームページや、投稿、口コミに記載されているのかという部分が重要です。
※店名にキーワードが入っていると評価は高くなりますが、実際の店名と異なる店名を入力すると規約違反になりますのでご注意ください。
2,知名度
被リンクとサイテーションという指標が重要になります。
被リンクは自社ホームページにどれだけの外部サイトからリンクを集めているかという事を指します。
サイテーションはネット上で企業名や店舗名、電話番号やWEBサイト名が言及されているかという指標です。SNSで店舗名が呟かれているだけでも評価は上がります。
3,位置と距離
位置とは検索する際にどこで検索しているかという事です。
「新宿 不動産」というキーワードを新宿の東口方面で検索した場合、東口にある不動産屋が優先的に表示されます。
距離は「新宿 不動産」というキーワードですと、新宿駅から距離が近い不動産屋が優先的に表示されます。
テクニカルな対策方法
MEOに最も影響を与えるのはSEOです。
詳しく知りたい方は下記動画をご覧ください。
MEOがSEOと連動している以上、MEOで対策すべきことは限定的になります。対策を漏れなく行うという考え方が重要です。
初めに記載した基本施策5つをやっていれば特に問題はありませんが、更に追求したい場合は以下の施策がオススメです。
1,店名にキーワードを入れる
「渋谷 不動産」というキーワードの場合、「田中不動産 渋谷店」と「山田不動産」だと渋谷店が記載されている田中不動産の方が評価が高くなります。
※実際の店名と異なる店名で登録することは規約違反になりますので、やりすぎは注意です。
2,キーワードを含めた口コミを入力してもらう
これは店舗側がコントロールできる範囲ではありませんが、口コミの内容にお困りの方がいた場合に、例文として「渋谷の不動産」というキーワードを含めて提案すると良いでしょう。
3,高ランクのローカルガイドからの口コミをもらう
これも店舗側がコントロールできる範囲ではありませんが、口コミを投稿する側にもランクというものがあり、Googleマップに沢山の口コミや写真を投稿しているユーザーをGoogleは高く評価しています。高い評価のユーザーから口コミを貰えるように願っておきましょう。
不動産会社としてのMEO対策
Googleマップの情報がどのように不動産会社に作用しているのかというと、信頼性という面で大きく影響をしています。
検索順位は気にしていないという不動産会社もいるかと思いますが、会社名を検索した際にGoogleマップの情報は表示されています。
不動産業という怪しい、怖いという印象がある業界だからこそお問い合わせ前、来店前の検索が当たり前のように行われています。
検索順位以上に会社名で検索された際の印象を大切にされた方が良いです。お客様だけでなく、採用という部分でこれから一緒に働こうと思っている人材にも表示されてしまっている部分です。
自社でどれだけ良い事を言っても信頼されない時代です。口コミを増やして、他己評価の高い不動産会社である事を可視化しておきましょう。
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