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なぜ弁護士は執拗に「又は」と「若しくは」、「及び」と「並びに」を修正してくるのか

こんにちは、弁護士の岩崎です。

都内で、スタートアップ支援をメインに弁護士業をしながら、Lawyer’s INFOLL.M. INFOというウェブサイトの運営などもしています。

もともとREADYFORで「契約書の読み方が学べるサロン」というニッチなオンラインサロンをやっていたんですが、READYFORのコミュニティサービスの終了に伴いnoteマガジンにお引越ししました。

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今回の記事では、
『なぜ弁護士は執拗に「及び」と「並びに」、「又は」と「若しくは」を修正してくるのか』
という謎を解明していきます。

弁護士と仕事をしたことのある人なら、「なんでこの人達は執拗に『及び』と『並びに』を修正してくるんだろう?親の仇なのかな?」と疑問に思ったことがあるかもしれません。

今回は、「弁護士がこだわるのにも一応理由があるんだよ。」って話をします。
この記事を読めば、「ああ、弁護士も嫌がらせで重箱の隅をつついてるわけではないんだな」ということが分かって、少しだけ弁護士からのコメントを見る時に優しい気持ちになれるかもしれません。

また、これから弁護士や法務部員になる方は、実務に出てから
「お前は弁護士(法務部員)のくせに『及び』と『並びに』の使い方もわからんのかー!」
という怖い人からの叱責を回避することができます。


有料部分では、
・弁護士が「及び」と「並びに」、「又は」と「若しくは」の使い方にこだわるわけ
・「及び」と「並びに」の使い方
・「又は」と「若しくは」の使い方
・その他、注意すべき法律用語の使い方
について解説していきます。

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